EOS-1D Mark IV ボディ と EOS 5D Mark III ボディ のスペックをレビュー
作成日時: 2024-05-13 22:17:11
「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」の機能や性能を徹底比較。どちらを選んだ方が良いのかを徹底解説しました。
EOS-1D Mark IV ボディ | EOS 5D Mark III ボディ | |||
総合評価: | 1.7 (総合: 986位) | 3.0 (総合: 255位) | ||
画面サイズ | 2.8 3インチ | 4.3 3.2インチ | ||
ファインダーの倍率 | 1.3 0.76倍 | 1 0.71倍 | ||
総画素数 | 2.0 1610万画素 | 3.6 2230万画素 | ||
撮像素子サイズ | 2.8 APS-H | 4.6 フルサイズ | ||
最低ISO感度 | 2.1 100 | 4.6 50 | ||
最高ISO感度 | 1.5 12800 | 4.5 102400 | ||
より詳細に比較 |
評価や特徴を比較
撮影明度
最低ISO感度について
最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。
最低ISO感度について「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」を比べると「EOS-1D Mark IV ボディ」は100であり「EOS 5D Mark III ボディ」は50です。「EOS 5D Mark III ボディ」と「EOS-1D Mark IV ボディ」はかなり差があります。「EOS-1D Mark IV ボディ」のISO感度と比べて「EOS 5D Mark III ボディ」はかなり低いです。明るい写真を撮る事ができるという点で「EOS 5D Mark III ボディ」の方が優れていそうです。「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」よりノイズの発生を抑えた撮影をするような場合にかなり向いています。
実際の利用を想定したとき「EOS 5D Mark III ボディ」と「EOS-1D Mark IV ボディ」の体感値としての差はとても大きいです。「EOS 5D Mark III ボディ」にする主な決め手の一つとなると思います。
最高ISO感度について
シャッタースピードを上げることで、手持ち撮影においても手ブレを抑制できるので、高い最高ISO感度のカメラは優れてます。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。
「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」の最高ISO感度を比較すると「EOS-1D Mark IV ボディ」は12800に対して「EOS 5D Mark III ボディ」は102400です。89600の非常に大きい差があります。「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」に比べてとてもISO感度が高いです。「EOS 5D Mark III ボディ」は光を取り込む時間を短縮できるため、シャッタースピードを上げることができる点で「EOS-1D Mark IV ボディ」よりも大変優れているといえなくもありません。「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」よりシャッタースピードをはやくしたいような時に向いていると言えそうです。
実際の利用を考えると「EOS 5D Mark III ボディ」と「EOS-1D Mark IV ボディ」は体感上遥かに大きい差があります。
バルブ撮影機能について
シャッターを長時間開けっぱなしで撮影できる為、バルブ撮影に対応しているカメラは優れています。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。
「EOS 5D Mark III ボディ」も「EOS-1D Mark IV ボディ」もバルブ撮影に対応しているカメラです。花火を美しく撮影できる点においてどちらも良いでしょう。夜景や天体を綺麗に撮影するとき、どちらもおすすめです。
レンズ
ゴミ取り機構機能について
ゴミ取り機構機能を搭載しているカメラは清潔に保ったりできるので優れていると言えそうです。たとえばレンズ交換式カメラの最大の敵であるセンサーにつくゴミを除去する場合、おすすめといえそうです。
「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もゴミ取り機構機能を搭載しているカメラです。レンズへのホコリの付着を防止できるので「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」も良いです。ゴミがついても取り除き撮影したいときに「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もおすすめだと思います。
基本情報
本体サイズについて
山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。例えば外に持ち運びをしたいような時にお勧めだと思います。
「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」の本体サイズについて比較すると「EOS 5D Mark III ボディ」は横:152mm、縦:116.4mm、厚さ:76.4mmに対して「EOS-1D Mark IV ボディ」は横:156.6mm、縦:156mm、厚さ:79.9mmです。「EOS-1D Mark IV ボディ」より「EOS 5D Mark III ボディ」の方が非常に小さいです。コンパクトに収納できるので「EOS-1D Mark IV ボディ」より「EOS 5D Mark III ボディ」の方がとても優秀な部類に入るかと思います。「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」より収納をコンパクトにするときにとてもオススメです。
「EOS 5D Mark III ボディ」に決める主な理由の一つになります。
本体重量について
軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。
本体重量について比較すると「EOS-1D Mark IV ボディ」は1.18kgであるのに対して「EOS 5D Mark III ボディ」は860gです。「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」と比較して比較的軽い重量です。トラッキングや登山など身体的負担を抑制して長時間携行できる為「EOS 5D Mark III ボディ」の方がどちらかと言うと秀でているかもしれません。「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」より負担にならないので長時間持って撮影するときに向いているといえそうです。
実際に使う場面において「EOS 5D Mark III ボディ」と「EOS-1D Mark IV ボディ」は体感値として比較的大きい違いがあります。
保存形式
RAW+JPEG同時記録機能について
RAWとJPEGを同時に記録できるカメラはあらゆる方式にて記録できるという点で良いです。写真編集時に最適な方を選べるので、編集までこだわりたいという人が使用したいようなときにおすすめだと思います。
「EOS 5D Mark III ボディ」も「EOS-1D Mark IV ボディ」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。RAWデータを操作して新たに納得のいく画像を生成できるという点で「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」も良いです。通常の写真と高画質な写真を同時に保存出来るので、後々撮影した画像を用途に合わせて使いたいという人が使用する場合「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」も適していると思います。
堅牢性
防水対応について
雨の中でも利用できるといった点で防水に対応しているカメラは優秀といえるかもしれません。水濡れによる故障のリスクを回避したいような場合におすすめと言えるかもしれません。
「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」も防水に対応しているカメラです。そのため水場でも安心して撮影できる点で「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もよいと言えるかもしれません。どちらも雨天時でも壊れる心配なく使用するような時にオススメと思います。
防塵対応について
製品外部からの固形物の侵入に対して保護できるので、防塵仕様となっているカメラは優れています。たとえば塵などによる故障を防いだりしたいようなときに向いていると思います。
「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」も防塵仕様となっているカメラです。そのためどちらも過酷な環境下でも安心して使用できる点で秀でた部類に入ると思います。土ぼこりが舞うような過酷な環境で使用したいような場合にどちらもオススメだと思います。
撮影性能
総画素数について
綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。とくにより精細で高画質の写真を撮影したいような場合に向いているといえるかもしれません。
「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」を総画素数について比較すると「EOS 5D Mark III ボディ」は2230万画素で「EOS-1D Mark IV ボディ」は1610万画素です。「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」はとても差があります。「EOS-1D Mark IV ボディ」と比べて「EOS 5D Mark III ボディ」はかなり画素数が多いです。「EOS 5D Mark III ボディ」はより細かいところまで映し出すことができる点において「EOS-1D Mark IV ボディ」よりも極めて優秀と言えるでしょう。リアルな画像を撮影したいときに「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」よりかなりオススメだと思います。
実際の利用において「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」は体感上遥かに大きい違いがあります。「EOS 5D Mark III ボディ」を選ぶ主な理由の一つになります。
撮像素子サイズについて
撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。より綺麗な撮影をする時向いています。
「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」の撮像素子サイズについて比較すると「EOS-1D Mark IV ボディ」はAPS-Hであるのに対して「EOS 5D Mark III ボディ」はフルサイズです。「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」と比較して非常にイメージセンサーが大きいです。光を多く集められるため、豊かな階調や色を詳細に表現できる点において「EOS-1D Mark IV ボディ」より「EOS 5D Mark III ボディ」の方が大変秀でています。水の流れのように動きが速い被写体を撮影するカメラマンが使用したいような場合に「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」よりおすすめと言えるでしょう。
「EOS 5D Mark III ボディ」を選ぶ上で一つの主な理由になるでしょう。
接続機能
PictBridge対応について
パソコンを使わず、デジタルカメラと直接接続し、その場でダイレクトプリントができる為、PictBridgeに対応しているカメラは優秀です。PictBridge方式で撮影するようなとき、向いているといえそうです。
「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もPictBridgeに対応しているカメラです。そのためカメラを直接プリンターに接続し印刷ができる点で「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」も優秀です。どちらもプリンターと直接通信し印刷したいならおすすめだと思います。
HDMI対応について
他端末に接続し、大画面で撮影した画像を見ることができる為、HDMI端子で接続できるカメラは優秀な部類に入るかと思います。PCなどと直接接続する場合にお勧めだと思います。
「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もHDMI端子で接続できるカメラです。複数の機器に接続できるといった点でどちらも秀でているといえそうです。「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もあらゆる機器と接続するときにオススメだと思います。
ファインダー
ファインダーの倍率について
高いファインダーの倍率のカメラは詳細をチェックできるといった点で良いと言えるでしょう。例えば遠くのものを拡大して撮影したいような場合におすすめです。
「EOS-1D Mark IV ボディ」と「EOS 5D Mark III ボディ」のファインダーの倍率について比べると「EOS 5D Mark III ボディ」は0.71倍であり「EOS-1D Mark IV ボディ」は0.76倍です。「EOS-1D Mark IV ボディ」の方が「EOS 5D Mark III ボディ」よりもややファインダー倍率が高いです。「EOS-1D Mark IV ボディ」は高画質な写真を撮影できる点において「EOS 5D Mark III ボディ」よりもどちらかといえば秀でた部類に入るかもしれません。撮影対象をより鮮明に確認したいような場合に「EOS-1D Mark IV ボディ」は「EOS 5D Mark III ボディ」よりわりと向いています。
「EOS 5D Mark III ボディ」より「EOS-1D Mark IV ボディ」が良いと言えます。一方で非常に優れているとまでは言えません。
ファインダー視野率100%について
ファインダーを覗いた画角で撮影できる点においてファインダー視野率が100%となっているカメラは秀でていると言えるかもしれません。自分のイメージとぴったりの撮影をする時にオススメだと思います。
「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もファインダー視野率が100%となっているカメラです。撮影者のイメージと実際に撮影される画像の範囲にズレがない理想的なファインダーのもと撮影できるのでどちらも良いと言えるでしょう。ファインダー内の様子とまったく同じ大きさの写真を撮影したい時にどちらもオススメです。
撮影モード
ライブビュー撮影撮影について
ライブビュー撮影ができるカメラはモニターで撮影対象を確認できるといった点でよいかもしれません。光学ファインダーを使わずに、液晶モニターに写った映像を見ながら撮影する時におすすめと言えそうです。
「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もライブビュー撮影ができるカメラです。そのため設定が画面に反映されるのでイメージ通りの仕上がりで撮影できるという点でどちらも良いと言えるかもしれません。「EOS-1D Mark IV ボディ」も「EOS 5D Mark III ボディ」もより綺麗にピントを合わせて撮影するような場合におすすめです。
ディスプレイ
画面サイズについて
画面サイズが大きいカメラは目で確認しながら撮影できるため、優れているといえなくもありません。大画面で確実に被写体を視認したいような場合にオススメと思います。
画面サイズについて「EOS 5D Mark III ボディ」と「EOS-1D Mark IV ボディ」を比較すると「EOS 5D Mark III ボディ」は3.2インチで「EOS-1D Mark IV ボディ」は3インチです。「EOS-1D Mark IV ボディ」と比べて「EOS 5D Mark III ボディ」は非常に画面が大きいです。「EOS 5D Mark III ボディ」はより大きなものをきれいにとる事ができるといった点で「EOS-1D Mark IV ボディ」よりも大変秀でているといえそうです。「EOS 5D Mark III ボディ」は「EOS-1D Mark IV ボディ」より撮影時にしっかり被写体の確認が出来るので、ピンボケなどを防ぎたいと思っている人が使用するときにかなり向いていると言えるかもしれません。
実際に使う場面において「EOS 5D Mark III ボディ」と「EOS-1D Mark IV ボディ」の体感上の違いはとても大きいです。「EOS 5D Mark III ボディ」にする重要な理由の一つになります。
性能・機能を比較
EOS-1D Mark IV ボディ | EOS 5D Mark III ボディ | |
画像 | ||
本体サイズ | 横:156.6mm、縦:156mm、厚さ:79.9mm | 横:152mm、縦:116.4mm、厚さ:76.4mm |
本体重量 | 1.18kg | 860g |
色 | - | ブラック |
電池の型番 | LP-E4 | LP-E6 |
防水対応 | ○ | ○ |
防塵対応 | ○ | ○ |
画面サイズ | 3インチ | 3.2インチ |
ファインダーの倍率 | 0.76倍 | 0.71倍 |
ファインダー形式 | ペンタプリズム | ペンタプリズム |
ファインダー視野率100% | ○ | ○ |
撮影枚数 | - | 950枚 |
対応外部ストレージ | コンパクトフラッシュ/SDHC/SD | コンパクトフラッシュ/SDHC/SD/SDXC |
外部ストレージのスロット数 | - | ○ |
総画素数 | 1610万画素 | 2230万画素 |
撮像素子サイズ | APS-H | フルサイズ |
イメージセンサーの大きさ | APS-H | フルサイズ |
動画解像度 | - | 1920x1080 |
動画解像度 | - | 1920x1080 |
AF測距点の最大数 | - | 61点 |
1秒あたりの記録可能コマ数 | - | 6コマ |
最短シャッタースピード | - | 1/8000 |
最短シャッタースピード | - | 1/8000 |
最長シャッタースピード | - | 30 |
最長シャッタースピード | - | 30秒 |
最低ISO感度 | 100 | 50 |
最高ISO感度 | 12800 | 102400 |
バルブ撮影機能 | ○ | ○ |
ライブビュー撮影撮影 | ○ | ○ |
レンズマウント | キヤノンEFマウント | キヤノンEFマウント |
ゴミ取り機構機能 | ○ | ○ |
データの保存形式 | JPEG/RAW | MOV/JPEG/RAW |
RAW+JPEG同時記録機能 | ○ | ○ |
RAW撮影時のビット数 | - | 14bit |
PictBridge対応 | ○ | ○ |
HDMI対応 | ○ | ○ |