PENTAX K-S2 ボディ と PENTAX K-5 Silver Special Edition の性能・機能を徹底レビュー

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」の本体サイズについて比べると「PENTAX K-5 Silver Special Edition」は横:131mm、縦:97mm、厚さ:73mmであり「PENTAX K-S2 ボディ」は横:122.5mm、縦:91mm、厚さ:72.5mmです。「PENTAX K-S2 ボディ」は「PENTAX K-5 Silver Special Edition」よりやや小さいです。携帯性に優れ、生活の様々なシーンを撮影できる点で「PENTAX K-S2 ボディ」の方がどちらかと言うと秀でているでしょう。「PENTAX K-S2 ボディ」は「PENTAX K-5 Silver Special Edition」より収納をコンパクトにするような場合に適していると言えるかもしれません。

実際に利用する上で「PENTAX K-5 Silver Special Edition」より「PENTAX K-S2 ボディ」の方が多少よいです。「PENTAX K-S2 ボディ」は「PENTAX K-5 Silver Special Edition」より良いと言えます。しかしすごく優れているというわけではありません。

本体重量について

簡単に持ち運びできる点において軽い本体重量のカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」の本体重量を比べると「PENTAX K-5 Silver Special Edition」は660gに対して「PENTAX K-S2 ボディ」は618gです。「PENTAX K-S2 ボディ」と「PENTAX K-5 Silver Special Edition」の違いはわずかです。本体重量という点で見てみると「PENTAX K-S2 ボディ」は「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と比較してわずかに軽い重量です。トラッキングや登山など身体的負担を抑制して長時間携行できる点において「PENTAX K-S2 ボディ」の方が「PENTAX K-5 Silver Special Edition」よりもどちらかといえばよいと言えるでしょう。長時間の撮影による手や腕の負担を軽減したい場合について実用上感じるほどの差はほとんど無いと思われます。

数値としては「PENTAX K-5 Silver Special Edition」より「PENTAX K-S2 ボディ」の方が軽いですが、普通に使っている分において体感差はほぼ感じません。

画面サイズについて

画面サイズが大きいカメラは目で確認しながら撮影できるため、優れているといえなくもありません。大画面で確実に被写体を視認したいような場合にオススメと思います。

画面サイズについて「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」を比べると「PENTAX K-S2 ボディ」は3インチであるのに対して「PENTAX K-5 Silver Special Edition」は3インチです。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」の画面は「PENTAX K-S2 ボディ」と違いはほぼありません。実用的な違いはゼロでしょう。

別の観点で比較することをおすすめします。

RAW+JPEG同時記録機能について

RAWとJPEGを同時に記録できるカメラはJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気にいらない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成できるため、優れた部類に入るといえなくもありません。いざという時のバックアップとなるので、撮影ミスを防止したい時にお勧めと言えそうです。

「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も「PENTAX K-S2 ボディ」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。一度に2つのデータを保存できるので、バックアップとして利用できるためどちらも秀でていると思います。「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」もJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成したいなら向いていると言えるでしょう。

最低ISO感度について

最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。

最低ISO感度について「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」を比べると「PENTAX K-5 Silver Special Edition」は80に対して「PENTAX K-S2 ボディ」は100です。20ものかなり大きな差があります。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」のISO感度は「PENTAX K-S2 ボディ」よりとても低いです。ゴーストの発生を防止することができるといった点で「PENTAX K-S2 ボディ」より「PENTAX K-5 Silver Special Edition」の方が極めて優れてます。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」は「PENTAX K-S2 ボディ」よりノイズの発生を抑えた撮影をするような場合にかなり向いています。

実際の利用を想定したとき「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」の体感値としての差はとても大きいです。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」に決める一つの重要な決め手となるでしょう。

最高ISO感度について

シャッタースピードを上げることで、手持ち撮影においても手ブレを抑制できるので、高い最高ISO感度のカメラは優れてます。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。

最高ISO感度を「PENTAX K-S2 ボディ」と「PENTAX K-5 Silver Special Edition」を比べると「PENTAX K-S2 ボディ」は51200であるのに対して「PENTAX K-5 Silver Special Edition」は51200です。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」はほとんど同程度です。実用的な違いは無いかと思われます。

他の角度から比べることをおすすめします。

バルブ撮影機能について

シャッターを長時間開けることができる点でバルブ撮影に対応しているカメラは優れています。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。

「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も「PENTAX K-S2 ボディ」もバルブ撮影に対応しているカメラです。夜景や天体を綺麗に撮影できるのでどちらもよいといえそうです。被写体を確認しながら光の軌跡などを撮影するときに「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も向いています。

HDMI対応について

HDMI端子で接続できるカメラはカメラとテレビを接続して撮影した静止画や動画をテレビで見ることができるといった点で優秀です。HDMI機器と接続連携するならお勧めだと思います。

「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」もHDMI端子で接続できるカメラです。一本の配線で音と画像を入出力できる点でどちらも優秀と言えそうです。どちらも映像と音声の両方をモニターに伝送するのに向いています。

ゴミ取り機構機能について

ゴミ取り機構機能を搭載しているカメラは自動的にゴミを排し、清潔に保つことができる為優秀です。たとえばレンズ交換式カメラの最大の敵であるセンサーにつくゴミを除去する場合、おすすめといえそうです。

「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」もゴミ取り機構機能を搭載しているカメラです。そのためイメージセンサーつくほこりやごみなどを除去できる点においてどちらも良いかもしれません。センサーに付いたゴミを触れずに落とせるので、センサーのゴミが気になる事が多い人が使用したいならどちらも適しています。

総画素数について

綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。とくにより精細で高画質の写真を撮影したいような場合に向いているといえるかもしれません。

総画素数を「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」を比べると「PENTAX K-5 Silver Special Edition」は1693万画素に対して「PENTAX K-S2 ボディ」は2042万画素です。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」の画素数と比較して「PENTAX K-S2 ボディ」は非常に多いです。「PENTAX K-S2 ボディ」はより細かいところまで映し出すことができる点において「PENTAX K-5 Silver Special Edition」よりも極めて優秀と言えるでしょう。リアルな画像を撮影したいときに「PENTAX K-S2 ボディ」は「PENTAX K-5 Silver Special Edition」よりかなりオススメだと思います。

実際に使う場面において「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」の体感値としての違いはとても大きいです。「PENTAX K-S2 ボディ」に決めるための主な理由の一つになると思います。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」を比べると「PENTAX K-S2 ボディ」はAPS-Cに対して「PENTAX K-5 Silver Special Edition」はAPS-Cです。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」のイメージセンサーは「PENTAX K-S2 ボディ」と同じくらいです。体感上の差はありません。

防水対応について

防水に対応しているカメラは防水対策をすることができるため優れているといえるかもしれません。特に水に濡れる環境でも使用したいときにおすすめです。

「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も防水に対応しているカメラです。ダイビングや潜水時にも撮影できる点で「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も優れた部類に入るでしょう。濡れても問題ないため川や海など水辺で撮影するようなとき「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も適しています。

防塵対応について

防塵仕様となっているカメラはほこりっぽい場所で使用しても故障のリスクを低減できる点で優れた部類に入るかと思います。たとえば塵などによる故障を防いだりしたいようなときに向いていると思います。

「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も防塵仕様となっているカメラです。そのためどちらも過酷な環境下でも安心して使用できる点で秀でた部類に入ると思います。「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も塵などによる故障防止する時にオススメです。

ファインダーの倍率について

ビント合わせが楽にできるという点で高いファインダーの倍率のカメラはよいといえなくもありません。例えば遠くのものを拡大して撮影したいような場合におすすめです。

ファインダーの倍率を比較すると「PENTAX K-5 Silver Special Edition」は0.92倍で「PENTAX K-S2 ボディ」は0.95倍です。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と「PENTAX K-S2 ボディ」の差はわずかしかありません。「PENTAX K-5 Silver Special Edition」と比較して「PENTAX K-S2 ボディ」はどちらかといえばファインダー倍率が高いです。高画質な写真を撮影できるという点で「PENTAX K-S2 ボディ」の方が多少はよいかもしれません。遠くの物をズームした際の表示を確認したい場合でも大半のケースで実感できないほどの違いだと思います。

どちらかといえば「PENTAX K-S2 ボディ」を選ぶ方がいいですが、通常利用において体感できるほどの違いはほぼ無いでしょう。

ファインダー視野率100%について

ファインダーを覗いた画角で撮影できる点においてファインダー視野率が100%となっているカメラは秀でていると言えるかもしれません。例えばファインダーで見える範囲をそのまま撮影する場合にオススメです。

「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」もファインダー視野率が100%となっているカメラです。そのためどちらもファインダーを覗いて見える範囲と実際に撮影した写真に写った範囲の差をなくすことができる点において優れてます。どちらも例えば、撮影者が意図したフレーミングと実際に撮影した画像との間にズレがないように対象を撮影する場合に向いていると言えるかもしれません。

手ブレ補正機能について

シャッタースピードを遅くして撮影できるため、手ブレ補正機構を搭載しているカメラは優れた部類に入るといえなくもないでしょう。撮影するときのわずかなカメラの動き（手の揺れ）を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。

「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。手ブレを気にせずに撮影できるといった点でどちらも優秀な部類に入るかと思います。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。

ライブビュー撮影撮影について

ライブビュー撮影ができるカメラはモニターで撮影対象を確認できるといった点でよいかもしれません。とくに被写体との距離が変わらない静物撮影をするときに向いています。

「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」もライブビュー撮影ができるカメラです。そのため設定が画面に反映されるのでイメージ通りの仕上がりで撮影できるという点でどちらも良いと言えるかもしれません。「PENTAX K-S2 ボディ」も「PENTAX K-5 Silver Special Edition」もより綺麗にピントを合わせて撮影するような場合におすすめです。