α55 SLT-A55VL ズームレンズキット と α37 SLT-A37 ボディ の評価を徹底レビュー

HDMI対応について

HDMI端子で接続できるカメラは他の端末に接続し、大きい画面で撮影した画像を見ることができる点で良い部類に入るかと思います。一本の配線で音と画像を入出力するときに向いています。

「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」もHDMI端子で接続できるカメラです。HDMI対応機器へ接続し写真を大きなモニターなどで確認できるのでどちらもよいです。どちらも一本のケーブルを使用しモニターと接続するならオススメといえそうです。

手ブレ補正機能について

手ブレ補正機構を搭載しているカメラは手ブレを気にせず、ブレのないクリアな映像を撮影できるため優れた部類に入ると思います。撮影するときのわずかなカメラの動き（手の揺れ）を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。

「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。そのため「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」も焦点距離の長いレンズを使った場合でも、ブレのない美しい画像が撮影できる点において優秀な部類に入るかと思います。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。

ライブビュー撮影撮影について

ライブビュー撮影ができるカメラは拡大できる液晶モニターで撮影するため細かいピント合わせができるという点で優秀と言えるかもしれません。とくに被写体との距離が変わらない静物撮影をするときに向いています。

「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」もライブビュー撮影ができるカメラです。液晶モニターに写った映像を見ながら撮影できるためどちらもよいです。「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」もライブビュー撮影を実現する時にオススメです。

RAW+JPEG同時記録機能について

画像処理なく多くの人へ配りやすく、配布できるという点でRAWとJPEGを同時に記録できるカメラは優秀な部類に入るといえなくもありません。写真編集時に最適な方を選べるので、編集までこだわりたいという人が使用したいようなときにおすすめだと思います。

「α37 SLT-A37 ボディ」も「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。一度に2つのデータを保存できるので、バックアップとして利用できるためどちらも秀でていると思います。JPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に RAWデータを操作して新たに納得のいく画像を生成するようなときにどちらも適していると思います。

ファインダーの倍率について

撮影対象をより鮮明に確認できる為、ファインダーの倍率が高いカメラは優れているといえそうです。たとえばピントの確認を正確にしたい時にオススメだと思います。

「α37 SLT-A37 ボディ」と「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」のファインダーの倍率を比較すると「α37 SLT-A37 ボディ」は1.19倍に対して「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は1.1倍です。0.08倍の大きな違いがあります。ファインダーの倍率という視点において「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」より「α37 SLT-A37 ボディ」の方が非常に高いです。「α37 SLT-A37 ボディ」は高画質な写真を撮影できる点において「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」よりも秀でた部類に入るかもしれません。ファインダーが見易いので、ファインダー撮影するような場合「α37 SLT-A37 ボディ」は「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」よりとても向いています。

「α37 SLT-A37 ボディ」にする重要な決め手の一つになります。

ファインダー視野率100%について

ファインダーを覗いた画角で撮影できる点においてファインダー視野率が100%となっているカメラは秀でていると言えるかもしれません。例えばファインダーで見える範囲をそのまま撮影する場合にオススメです。

「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」もファインダー視野率が100%となっているカメラです。そのためどちらもファインダーを覗いて見える範囲と実際に撮影した写真に写った範囲の差をなくすことができる点において優れてます。どちらも例えば、撮影者が意図したフレーミングと実際に撮影した画像との間にズレがないように対象を撮影する場合に向いていると言えるかもしれません。

総画素数について

多い総画素数のカメラはより鮮明に撮影できる点で秀でていそうです。高精細高画質の写真を撮影する場合にお勧めだと思います。

「α37 SLT-A37 ボディ」と「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」の総画素数を比べると「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は1670万画素であり「α37 SLT-A37 ボディ」は1650万画素です。「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は「α37 SLT-A37 ボディ」に比べてどちらかといえば画素数が多いです。「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」はより細かいところまで映し出すことができるという点で「α37 SLT-A37 ボディ」よりも多少よいかもしれません。とはいえきめ細やかな画面を視認するのに基本的にどちらを選ぶにせよ大差ないくらいの差だと思われます。

数値的には「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」の方が「α37 SLT-A37 ボディ」より多いですが通常利用において体感できるほどの違いはほとんどありません。

撮像素子サイズについて

大きい撮像素子サイズのカメラは動物の毛並みや昆虫の詳細を明確に取りたい人が使用できるという点で秀でていそうです。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「α37 SLT-A37 ボディ」と「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」を比べると「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」はAPS-Cに対して「α37 SLT-A37 ボディ」はAPS-Cです。「α37 SLT-A37 ボディ」のイメージセンサーは「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」と同じくらいです。体感上の差はありません。

他の視点で比べたほうが良いでしょう。

最低ISO感度について

最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。画像ノイズの少ないきれいな写真を撮影したいときにお勧めです。

「α37 SLT-A37 ボディ」と「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」の最低ISO感度を比較すると「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は100であるのに対して「α37 SLT-A37 ボディ」は100です。ほぼ差はないです。感じられるほどの違いはゼロかと思われます。

他の視点を見て決めたほうがよいでしょう。

最高ISO感度について

より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。夜景などを撮影する場合に適していると言えるかもしれません。

最高ISO感度を「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」と「α37 SLT-A37 ボディ」を比べると「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は25600であるのに対して「α37 SLT-A37 ボディ」は25600です。ほぼ差はありません。実用的な違いは無いかと思われます。

他の角度から比べることをおすすめします。

バルブ撮影機能について

シャッターを長時間開けっぱなしで撮影できる為、バルブ撮影に対応しているカメラは優れています。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。

「α37 SLT-A37 ボディ」も「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」もバルブ撮影に対応しているカメラです。夜景や天体を綺麗に撮影できるのでどちらもよいといえそうです。「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」も夜景や天体の撮影をするならお勧めです。

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

「α37 SLT-A37 ボディ」と「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」の本体サイズを比較すると「α37 SLT-A37 ボディ」は横:124.4mm、縦:92mm、厚さ:84.7mmに対して「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は横:124.4mm、縦:92mm、厚さ:84.7mmです。「α37 SLT-A37 ボディ」も「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」もサイズはほぼ差が無いと言えるでしょう。感覚的にわかるほどの差は無いです。

ほかの視点から決めたほうがよいでしょう。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。

本体重量について「α37 SLT-A37 ボディ」と「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」を比較すると「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は441gであり「α37 SLT-A37 ボディ」は448gです。「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」も同程度の重量です。体感上の差はありません。

別の視点を見て比較する方がよいでしょう。

画面サイズについて

画面サイズが大きいカメラは目で確認しながら撮影できるため、優れているといえなくもありません。大画面で確実に被写体を視認したいような場合にオススメと思います。

画面サイズを「α37 SLT-A37 ボディ」と「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」を比べると「α37 SLT-A37 ボディ」は2.7インチで「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は3インチです。0.2インチのかなり大きい違いがあります。「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は「α37 SLT-A37 ボディ」に比べて非常に画面が大きいです。撮影をしやすくできるため「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」の方がとても優秀な部類に入るかと思います。「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は「α37 SLT-A37 ボディ」より見やすいのでピント等の確認をしたいような場合にオススメです。

実際に利用する上で「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」は「α37 SLT-A37 ボディ」と比較して非常に秀でているでしょう。

チルト式可動モニターについて

画面がチルト方式で可動するカメラは背面モニターの角度を調整して撮影しやすくできる点で秀でてます。素早く操作でき、かつレンズの光軸上でモニターを動かして撮影をするようなとき向いていると思います。

「α37 SLT-A37 ボディ」も「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も画面がチルト方式で可動するカメラです。そのため「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」もモニターを素早く動かし調整ができるという点でよいかもしれません。素早く操作でき、かつレンズの光軸上でモニターを動かせるメリットを活かして利用したいようなときに「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」も向いています。

ゴミ取り機構機能について

ゴミ取り機構機能を搭載しているカメラは清潔に保ったりできるので優れていると言えそうです。映像センサーについたホコリを除去したい時に向いています。

「α55 SLT-A55VL ズームレンズキット」も「α37 SLT-A37 ボディ」もゴミ取り機構機能を搭載しているカメラです。レンズのゴミを除去できる点においてどちらも優れているといえなくもないでしょう。どちらも砂塵や風の多い場所で撮影するカメラマンが使用するならお勧めと言えそうです。