ライカM11-P ボディ (2023) と ライカM10-D Typ 9217 ボディ のスペックを評価を解説

RAW+JPEG同時記録機能について

画像処理なく多くの人へ配りやすく、配布できるという点でRAWとJPEGを同時に記録できるカメラは優秀な部類に入るといえなくもありません。写真編集時に最適な方を選べるので、編集までこだわりたいという人が使用したいようなときにおすすめだと思います。

「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。RAWデータを操作して新たに納得のいく画像を生成できるという点で「ライカM11-P ボディ (2023)」も「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」も良いです。「ライカM11-P ボディ (2023)」も「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」もJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成したいなら向いていると言えるでしょう。

最長シャッタースピードについて

最長シャッタースピードが長いカメラは動きのある被写体を撮影できるという点で秀でてます。多くの光を取り込みより綺麗に撮影する場合におすすめといえるかもしれません。

最長シャッタースピードを比較すると「ライカM11-P ボディ (2023)」は60秒であるのに対して「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」は4分です。「ライカM11-P ボディ (2023)」より「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」の方が比較的長いシャッタースピードです。夜景の撮影ができる点において「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」の方がどちらかといえば良いと言えるでしょう。「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」は「ライカM11-P ボディ (2023)」より動きのある被写体に躍動感を与える流し撮りや暗い場所を明るく撮影したい人が使用する場合にどちらかといえば向いています。

実際の利用を想定したとき「ライカM11-P ボディ (2023)」と「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」の実用においての違いはどちらかといえば大きいです。「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えないでしょう。

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。例えば外に持ち運びをしたいような時にお勧めだと思います。

「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」の本体サイズを比較すると「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」は横:139mm、縦:80mm、厚さ:37.9mmに対して「ライカM11-P ボディ (2023)」は横:139mm、縦:80mm、厚さ:38.5mmです。「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」も違いはほとんどゼロでしょう。実用的な違いはありません。

最低ISO感度について

最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。

最低ISO感度について「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」と「ライカM11-P ボディ (2023)」を比べると「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」は100であり「ライカM11-P ボディ (2023)」は64です。「ライカM11-P ボディ (2023)」と「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」はかなり差があります。「ライカM11-P ボディ (2023)」のISO感度は「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」と比較してとても低いです。明るい写真を撮る事ができるという点で「ライカM11-P ボディ (2023)」の方が優れていそうです。「ライカM11-P ボディ (2023)」は「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」よりノイズの発生を抑えた撮影をするような場合にかなり向いています。

実際に使う場面において「ライカM11-P ボディ (2023)」と「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」は体感値として遥かに大きい差があります。「ライカM11-P ボディ (2023)」を選ぶ一つの主な理由となるでしょう。

最高ISO感度について

より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。

最高ISO感度を「ライカM11-P ボディ (2023)」と「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」を比べると「ライカM11-P ボディ (2023)」は50000であるのに対して「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」は50000です。「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」のISO感度は「ライカM11-P ボディ (2023)」とほぼ同じでしょう。実用的な違いは無いかと思われます。

別の角度で見ることをおすすめします。

バルブ撮影機能について

バルブ撮影に対応しているカメラは夜景や花火を美しく撮影できる点において優秀と言えるでしょう。例えば30秒以上シャッターを開けたい場合や、花火の尾の長さを調整したいような場合に適しています。

「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もバルブ撮影に対応しているカメラです。花火を美しく撮影できる点においてどちらも良いでしょう。夜景や天体を綺麗に撮影するとき、どちらもおすすめです。

タイム撮影機能について

タイム撮影に対応しているカメラはブレや光の軌跡を映し出すことができる点において優秀と言えるでしょう。夜間や天体撮影する場合、おすすめだと思います。

「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」も「ライカM11-P ボディ (2023)」もタイム撮影に対応しているカメラです。長時間に渡り撮影したシーンを短時間で見ることができるため「ライカM11-P ボディ (2023)」も「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」も秀でているといえなくもないでしょう。「ライカM11-P ボディ (2023)」も「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」も同じ地点から数秒のインターバルを空けて撮影した写真を、連続でつなぎ合わせしたいような時に向いていると言えるでしょう。

ファインダーの倍率について

撮影対象をより鮮明に確認できる為、ファインダーの倍率が高いカメラは優れているといえそうです。たとえばピントの確認を正確にしたい時にオススメだと思います。

ファインダーの倍率を「ライカM11-P ボディ (2023)」と「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」を比べると「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」は0.73倍に対して「ライカM11-P ボディ (2023)」は0.73倍です。「ライカM11-P ボディ (2023)」も「ライカM10-D Typ 9217 ボディ」もほぼ差が無いと言えるでしょう。実用的な違いはゼロかと思われます。

他の観点から見ることをおすすめします。