ライカ LEICA Q3 と X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver] の評価レビュー
作成日時: 2024-05-13 22:16:02
「ライカ LEICA Q3」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の機能や性能を徹底比較。どちらを選んだ方が良いのかを徹底解説しました。
ライカ LEICA Q3 | X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver] | |||
総合評価: | 3.3 (総合: 3054位) | 2.7 (総合: 139位) | ||
本体サイズ | 1.2 横:130mm、縦:92.6mm、厚さ:80.3mm | 1.0 横:150mm、縦:98mm、厚さ:71mm | ||
総画素数 | 5.0 6239万画素 | 5.0 5000万画素 | ||
撮像素子サイズ | 4.6 フルサイズ | 4.9 中判サイズ | ||
動画解像度 | 4.9 8192x4320 | 1.5 1920x1080 | ||
最長シャッタースピード | 4.9 2分 | 5.0 60分 | ||
最低ISO感度 | 4.6 50 | 2.1 100 | ||
最高ISO感度 | 4.5 100000 | 2.5 25600 | ||
より詳細に比較 |
「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」より「ライカ LEICA Q3」を選ぶべき理由
- 動画解像度はかなり高い98.4点(6位) vs 30点(809位)
- 最低ISO感度はかなり低い92.9点(74位) vs 41.4点(1128位)
- 画面がチルト方式で可動する
- ローパスフィルターレスとなっている
- 4Kに対応している
- 追尾AFに対応している
- 手ブレ補正機構を搭載している
- マニュアルフォーカスできる
- 顔認識機能を搭載している
- タイムラプス撮影ができる
- Bluetoothに対応している
「ライカ LEICA Q3」より「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」を選ぶべき理由
評価や特徴を比較
通信規格
Wi-Fiについて
Wi-Fiに対応しているカメラは配線不要のためどこでも設置できる点で優れています。無線でネットに接続する時、おすすめといえそうです。
「ライカ LEICA Q3」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もWi-Fiに対応しているカメラです。無線LANを経由してPCやプリンターと接続して使用できる為「ライカ LEICA Q3」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」も秀でているでしょう。「ライカ LEICA Q3」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もケーブルを使わずに撮影データをワイヤレス転送をしたいような時にお勧めと思います。
基本情報
本体サイズについて
小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。
本体サイズを「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「ライカ LEICA Q3」を比較すると「ライカ LEICA Q3」は横:130mm、縦:92.6mm、厚さ:80.3mmであるのに対して「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は横:150mm、縦:98mm、厚さ:71mmです。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「ライカ LEICA Q3」はほんのわずかな違いがあります。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」のサイズより「ライカ LEICA Q3」の方がわずかに小さいです。コンパクトに収納できるので「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」より「ライカ LEICA Q3」の方がわずかによいかもしれません。とはいえ小さなスペースに収納したい場合でもハッキリと体感できるくらいの差は無いと言えるます。
強いて言えば「ライカ LEICA Q3」ですが基本的には気にするほどの差はほとんどないでしょう。
タッチパネルについて
タッチパネルに対応しているカメラは直感的な操作ができるので、優れた部類に入ると思います。特にディスプレイ上の操作対象と入力対象が一致することから、直感的な操作をしたいならお勧めだと思います。
「ライカ LEICA Q3」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もタッチパネルに対応しているカメラです。そのためどちらも液晶モニターにタッチすることでピントを合わせることに代表される、タッチによるカメラ操作を、直感的かつ簡単に実行できる点で良いです。「ライカ LEICA Q3」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」も余計なボタンを押さずに操作出来るので、カメラのボタン操作が苦手だという人が使用するのにオススメと言えるかもしれません。
撮影速度
最長シャッタースピードについて
より明るい写真を撮影することができる点で最長シャッタースピードが長いカメラは秀でていると言えるかもしれません。多くの光を取り込みより綺麗に撮影する場合におすすめといえるかもしれません。
最長シャッタースピードを比較すると「ライカ LEICA Q3」は2分であるのに対して「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は60分です。「ライカ LEICA Q3」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」はごくわずかな差があります。「ライカ LEICA Q3」と比較して「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」はわずかに長いです。センサーに照射される光の量も増えるので、暗い場所の被写体でも肉眼以上の明るさで撮影できるので「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方がどちらかといえば良いでしょう。夜景の撮影をするとき、実感できるほどの違いはほぼ無いだろうと思います。
数値的には「ライカ LEICA Q3」より「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方が長いですが、通常の利用において体感できるほどの差はほぼ無いでしょう。
撮影性能
総画素数について
綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。とくにより精細で高画質の写真を撮影したいような場合に向いているといえるかもしれません。
総画素数を「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「ライカ LEICA Q3」を比較すると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は5000万画素であるのに対して「ライカ LEICA Q3」は6239万画素です。総画素数という点で見てみると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」も「ライカ LEICA Q3」もほぼ差が無いでしょう。実用的な違いは無いです。
別の角度で比較する方がよいでしょう。
撮像素子サイズについて
色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。
「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「ライカ LEICA Q3」を撮像素子サイズを比較すると「ライカ LEICA Q3」はフルサイズであり「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は中判サイズです。違いは少しです。「ライカ LEICA Q3」より「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方がどちらかといえば大きいです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるという点で「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の方がどちらかといえば良いでしょう。しかしノイズや白とびなどが少なく、わざとぼかしを作るなどの綺麗な写真を撮影したい場合について実用上の違いはほとんど無いでしょう。
どちらかといえば「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」ですが基本的には気にするほどの違いはほとんどありません。
動画解像度について
たくさんの画素で表現することになり、鮮明で高画質な動画を撮影できる為、高い動画解像度のカメラは優れているといえなくもないでしょう。例えば高精細高画質の動画を撮影したいような場合にオススメです。
動画解像度を「ライカ LEICA Q3」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」を比べると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は1920x1080であり「ライカ LEICA Q3」は8192x4320です。「ライカ LEICA Q3」の方が「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」よりも非常に解像度が高いです。鮮明な動画を撮影したい人が使用できる点で「ライカ LEICA Q3」の方が「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」よりも優秀な部類に入るといえるかもしれません。「ライカ LEICA Q3」は「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」よりスポーツの試合の白熱感を表したいカメラマンが使用したいような時におすすめといえそうです。
実際の利用を想定したとき「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と比べて「ライカ LEICA Q3」は非常に優れています。「ライカ LEICA Q3」を選ぶ一つの主な決め手になるでしょう。
接続機能
HDMI対応について
HDMI端子で接続できるカメラは他の端末に接続し、大きい画面で撮影した画像を見ることができる点で良い部類に入るかと思います。他端末に接続し、より大きな画面で撮影した画像や動画を視聴するとき適しています。
「ライカ LEICA Q3」も「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」もHDMI端子で接続できるカメラです。一本の配線で音と画像を入出力できる点でどちらも優秀と言えそうです。どちらも一本のケーブルを使用しモニターと接続するならオススメといえそうです。
撮影明度
最低ISO感度について
ノイズを抑制して撮影できるため、最低ISO感度が低いカメラは優れた部類に入るでしょう。画像ノイズの少ないきれいな写真を撮影したいときにお勧めです。
「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「ライカ LEICA Q3」の最低ISO感度について比較すると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は100であるのに対して「ライカ LEICA Q3」は50です。「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「ライカ LEICA Q3」はかなり違いがあります。最低ISO感度という角度において「ライカ LEICA Q3」は「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と比較してとても低いです。ゴーストの発生を防止することができるといった点で「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」より「ライカ LEICA Q3」の方が極めて優れてます。「ライカ LEICA Q3」は「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」よりノイズが少ないキレイな写真を撮影するならかなりお勧めだと思います。
実際の利用を考えると「ライカ LEICA Q3」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」の体感上の違いはとても大きいです。「ライカ LEICA Q3」にする主な決め手の一つとなると思います。
最高ISO感度について
より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。
「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」と「ライカ LEICA Q3」の最高ISO感度を比較すると「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は25600に対して「ライカ LEICA Q3」は100000です。74400の非常に大きい差があります。「ライカ LEICA Q3」は「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」に比べてとてもISO感度が高いです。高感度で撮影できる為「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」より「ライカ LEICA Q3」の方が秀でていそうです。「ライカ LEICA Q3」は「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」より暗い場所でも明るい影像を撮影する時に向いています。
実際の利用を考えると「ライカ LEICA Q3」と「X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver]」は体感上遥かに大きい差があります。
性能・機能を比較
ライカ LEICA Q3 | X1D エクスペリエンス・パッケージ [Silver] | |
画像 | ||
本体サイズ | 横:130mm、縦:92.6mm、厚さ:80.3mm | 横:150mm、縦:98mm、厚さ:71mm |
本体重量 | 743g | - |
タッチパネル | ○ | ○ |
色 | ブラック | Silver |
電池の型番 | BP-SCL6 | - |
画面の可動方式 | チルト式 | - |
画面サイズ | - | 3インチ |
チルト式可動モニター | ○ | - |
ファインダーのドット数 | 576ドット | - |
ファインダー形式 | - | XGA電子ビューファインダー |
ファインダー方式 | 電子式 | - |
撮影枚数 | 350枚 | - |
対応外部ストレージ | SD/SDHC/SDXC | SDHC/SDXC |
外部ストレージのスロット数 | - | ○ |
総画素数 | 6239万画素 | 5000万画素 |
撮像素子サイズ | フルサイズ | 中判サイズ |
イメージセンサーの大きさ | フルサイズ | 中判サイズ |
ローパスフィルターレス対応 | ○ | - |
4K対応 | ○ | - |
動画解像度 | 8192x4320 | 1920x1080 |
動画解像度 | 8192x4320 | 1920x1080 |
対応フレームレート | 29.97fps | - |
デジタルズーム倍率 | 3.2倍 | - |
AF測距点の最大数 | - | 35点 |
AF自動追尾機能 | ○ | - |
手ブレ補正機能 | ○ | - |
手ブレ補正方式 | 光学式 | - |
マニュアルフォーカス機能 | ○ | - |
顔認識機能 | ○ | - |
最短シャッタースピード | 1/16000 | 1/2000 |
最短シャッタースピード | 1/16000 | 1/2000 |
最長シャッタースピード | 120 | 3600 |
最長シャッタースピード | 2分 | 60分 |
最小F値 | f/1.7 | - |
最低ISO感度 | 50 | 100 |
最高ISO感度 | 100000 | 25600 |
タイムラプス撮影機能 | ○ | - |
ライブビュー撮影撮影 | - | ○ |
最短焦点距離 | 28mm | - |
最短撮影距離 | 170mm | - |
レンズマウント | - | ハッセルブラッドXマウント |
データの保存形式 | MP4(AAC ステレオ)/MOV/JPEG/RAW(DNG) | JPEG/RAW |
RAW+JPEG同時記録機能 | - | ○ |
GPS対応 | - | ○ |
Wi-Fi対応 | ○ | ○ |
Bluetooth対応 | ○ | - |
HDMI対応 | ○ | ○ |