HIKMICRO Bino TS16-35VI/W と CANON XF105 (2011) の評価を徹底レビュー

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。小さくコンパクトに収納したいような時におすすめと思います。

本体サイズについて「CANON XF105 (2011)」と「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」を比べると「CANON XF105 (2011)」は横:268mm、縦:191mm、厚さ:139mmであり「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」は横:182.3mm、縦:164mm、厚さ:73.3mmです。「CANON XF105 (2011)」も「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」もサイズはほぼ差が無いと言えるでしょう。実用的な差はゼロと思います。

別の視点で比べることをおすすめします。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

「CANON XF105 (2011)」と「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」を本体重量を比較すると「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」は1kgに対して「CANON XF105 (2011)」は1.07kgです。ほぼ差はないです。体感上の差はありません。

ほかの観点から比較することをおすすめします。

最短焦点距離について

短い最短焦点距離のカメラは近距離でも焦点を合わせて撮影できるという点で優れた部類に入るかもしれません。近い被写体の撮影が出来るので花などの写真を撮影したいと思っている人が使用する時に向いています。

最短焦点距離を比べると「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」は35mmであるのに対して「CANON XF105 (2011)」は30.4mmです。4.6mmもの大きな差があります。「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」の焦点距離と比較して「CANON XF105 (2011)」はとても短いです。「CANON XF105 (2011)」は近くのものにピントを合わせることができるといった点で「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」よりも大変秀でているでしょう。被写体の距離が短い場合でも撮影するような時に「CANON XF105 (2011)」は「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」よりかなりオススメです。

実際の利用を想定したとき「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」と「CANON XF105 (2011)」の体感上の差は非常に大きいです。「CANON XF105 (2011)」を選ぶ上で重要な理由の一つになります。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「CANON XF105 (2011)」と「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」を比較すると「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」は1/3型で「CANON XF105 (2011)」は1/3型です。「CANON XF105 (2011)」のイメージセンサーは「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」と同じくらいです。体感上の差はありません。

最小F値について

最小F値が小さいカメラはより立体感のある画像を撮影できるため、優秀と言えるでしょう。背景をぼやかしたりするようなときにお勧めと言えるかもしれません。

「CANON XF105 (2011)」と「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」の最小F値について比較すると「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」はf/1で「CANON XF105 (2011)」はf/1.8です。f/0.8くらいの違いがあります。「CANON XF105 (2011)」のF値と比較して「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」は比較的小さいです。「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」はよりボケ具合を調整できる点で「CANON XF105 (2011)」よりも割とよいかもしれません。背景などをボケさせて撮影するのに「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」は「CANON XF105 (2011)」よりおすすめです。

実際に使う場面において「CANON XF105 (2011)」と「HIKMICRO Bino TS16-35VI/W」は実用上多少大きい差があります。