ライカM11 ボディ (2022) と ライカSL2 ボディ (2019) の性能・機能を徹底レビュー

RAW+JPEG同時記録機能について

画像処理なく多くの人へ配りやすく、配布できるという点でRAWとJPEGを同時に記録できるカメラは優秀な部類に入るといえなくもありません。写真編集時に最適な方を選べるので、編集までこだわりたいという人が使用したいようなときにおすすめだと思います。

「ライカSL2 ボディ (2019)」も「ライカM11 ボディ (2022)」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。一度に2つのデータを保存できるので、バックアップとして利用できるためどちらも秀でていると思います。「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成したいなら向いていると言えるでしょう。

総画素数について

多い総画素数のカメラはより鮮明に撮影できる点で秀でていそうです。とくにより精細で高画質の写真を撮影したいような場合に向いているといえるかもしれません。

総画素数を「ライカM11 ボディ (2022)」と「ライカSL2 ボディ (2019)」を比較すると「ライカM11 ボディ (2022)」は6030万画素であるのに対して「ライカSL2 ボディ (2019)」は4730万画素です。総画素数という点で見てみると「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もほぼ差が無いでしょう。実用的な違いは無いです。

ほかの角度を見て比較した方がよいでしょう。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「ライカSL2 ボディ (2019)」と「ライカM11 ボディ (2022)」を比較すると「ライカM11 ボディ (2022)」はフルサイズで「ライカSL2 ボディ (2019)」はフルサイズです。「ライカM11 ボディ (2022)」と「ライカSL2 ボディ (2019)」はほとんど同程度です。実用上の差は無いと思われます。

別の視点で比較するほうがよさそうです。

ローパスフィルターレス対応について

ローパスフィルターをカットして撮影できるといった点でローパスフィルターレスとなっているカメラは秀でた部類に入るといえなくもありません。偽色やモアレを低減させて撮影する場合にオススメです。

「ライカSL2 ボディ (2019)」も「ライカM11 ボディ (2022)」もローパスフィルターレスとなっているカメラです。より鮮明な撮影ができる為「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」も優れた部類に入るかと思います。「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」も偽色やモアレを低減させた撮影をしたいような時におすすめです。

最低ISO感度について

ノイズを抑制して撮影できるため、最低ISO感度が低いカメラは優れた部類に入るでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。

「ライカM11 ボディ (2022)」と「ライカSL2 ボディ (2019)」の最低ISO感度を比較すると「ライカM11 ボディ (2022)」は64で「ライカSL2 ボディ (2019)」は100です。「ライカM11 ボディ (2022)」と「ライカSL2 ボディ (2019)」はかなり差があります。「ライカM11 ボディ (2022)」のISO感度は「ライカSL2 ボディ (2019)」よりとても低いです。「ライカM11 ボディ (2022)」はノイズを軽減でき、高画質で撮影できる点において「ライカSL2 ボディ (2019)」よりもとても良いといえそうです。「ライカM11 ボディ (2022)」は「ライカSL2 ボディ (2019)」よりノイズが少ないキレイな写真を撮影するならかなりお勧めだと思います。

実際に使う場面において「ライカM11 ボディ (2022)」と「ライカSL2 ボディ (2019)」は体感値として遥かに大きい差があります。「ライカM11 ボディ (2022)」に決める一つの重要な決め手となるでしょう。

最高ISO感度について

より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。とくに暗い場所でも写真撮影が出来るので、撮影場所を限定せずに使用したいようなときにお勧めといえそうです。

「ライカSL2 ボディ (2019)」と「ライカM11 ボディ (2022)」の最高ISO感度について比べると「ライカSL2 ボディ (2019)」は50000に対して「ライカM11 ボディ (2022)」は50000です。「ライカSL2 ボディ (2019)」と「ライカM11 ボディ (2022)」はほとんど同程度です。実用的な差はゼロです。

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。例えば外に持ち運びをしたいような時にお勧めだと思います。

本体サイズを「ライカSL2 ボディ (2019)」と「ライカM11 ボディ (2022)」を比較すると「ライカSL2 ボディ (2019)」は横:146mm、縦:107mm、厚さ:42mmであり「ライカM11 ボディ (2022)」は横:139mm、縦:80mm、厚さ:38.5mmです。「ライカSL2 ボディ (2019)」より「ライカM11 ボディ (2022)」の方が非常に小さいです。コンパクトに収納できるので「ライカSL2 ボディ (2019)」より「ライカM11 ボディ (2022)」の方がとても優秀な部類に入るかと思います。持ち運びが用意なので携帯して外出したいときに「ライカM11 ボディ (2022)」は「ライカSL2 ボディ (2019)」より向いています。

実際に利用する上で「ライカSL2 ボディ (2019)」と「ライカM11 ボディ (2022)」の実用においての差は遥かに大きいです。「ライカM11 ボディ (2022)」に決める主な理由の一つになります。

タッチパネルについて

タッチパネルに対応しているカメラは直感的な操作ができるので、優れた部類に入ると思います。特にディスプレイ上の操作対象と入力対象が一致することから、直感的な操作をしたいならお勧めだと思います。

「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もタッチパネルに対応しているカメラです。ワンタッチで手軽に早くピントを合わせる事か「」できるといった点で「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」も優れた部類に入るでしょう。タッチして画面を操作したい時にどちらも向いていると言えるかもしれません。

画面サイズについて

より大きな画面でデータを確認できるといった点で大きい画面サイズのカメラは優れてます。特に写真をその場で確認したいならオススメと言えるでしょう。

画面サイズを「ライカM11 ボディ (2022)」と「ライカSL2 ボディ (2019)」を比べると「ライカM11 ボディ (2022)」は2.95インチで「ライカSL2 ボディ (2019)」は3.2インチです。0.25インチの大きな差があります。画面サイズという視点で見ると「ライカSL2 ボディ (2019)」は「ライカM11 ボディ (2022)」に比べて非常に大きい画面です。「ライカSL2 ボディ (2019)」は大画面で確実に被写体を視認できるといった点で「ライカM11 ボディ (2022)」よりも非常に優れているかもしれません。「ライカSL2 ボディ (2019)」は「ライカM11 ボディ (2022)」より大きな画面で映像を確認するのにかなり適していると思います。

実際に利用する上で「ライカSL2 ボディ (2019)」は「ライカM11 ボディ (2022)」と比較して非常に秀でているでしょう。

撮影枚数について

撮影枚数について比べると「ライカSL2 ボディ (2019)」は370枚であるのに対して「ライカM11 ボディ (2022)」は700枚です。「ライカM11 ボディ (2022)」と「ライカSL2 ボディ (2019)」はとても違いがあります。撮影枚数という点において「ライカM11 ボディ (2022)」は「ライカSL2 ボディ (2019)」と比較してとても多いです。

実際に使う場面において「ライカSL2 ボディ (2019)」と「ライカM11 ボディ (2022)」は体感値として遥かに大きい差があります。「ライカM11 ボディ (2022)」にする上で一つの重要な判断材料となるでしょう。

ファインダーの倍率について

ビント合わせが楽にできるという点で高いファインダーの倍率のカメラはよいといえなくもありません。たとえばピントの確認を正確にしたい時にオススメだと思います。

ファインダーの倍率について「ライカSL2 ボディ (2019)」と「ライカM11 ボディ (2022)」を比較すると「ライカSL2 ボディ (2019)」は0.78倍であるのに対して「ライカM11 ボディ (2022)」は0.73倍です。「ライカSL2 ボディ (2019)」の方が「ライカM11 ボディ (2022)」よりも比較的高いファインダー倍率です。「ライカSL2 ボディ (2019)」は望遠で遠くから撮影できるといった点で「ライカM11 ボディ (2022)」よりも割とよいといえるかもしれません。遠くの物をズームした際の表示を確認する場合「ライカSL2 ボディ (2019)」は「ライカM11 ボディ (2022)」より比較的オススメです。

「ライカSL2 ボディ (2019)」が良いと思われます。ただ非常に優れているとまでは言えないでしょう。

タイムラプス撮影機能について

タイムラプス撮影ができるカメラは長時間に渡り撮影したシーンを短時間で見ることができるので優秀です。写真をつなぎ合わせてコマ送り動画にしたいならおすすめと思います。

「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もタイムラプス撮影ができるカメラです。そのためコマ送り動画を撮影できるといった点で「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」も優れてます。小間切れ撮影する場合「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」も向いています。

ライブビュー撮影撮影について

ライブビュー撮影ができるカメラは拡大できる液晶モニターで撮影するため細かいピント合わせができるという点で優秀と言えるかもしれません。光学ファインダーを使わずに、液晶モニターに写った映像を見ながら撮影する時におすすめと言えそうです。

「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もライブビュー撮影ができるカメラです。そのためどちらも液晶モニターに写った画像を見て撮影できる点において優秀と言えそうです。「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」も拡大できる液晶モニターを使って撮影するため細かいピント合わせしたいならオススメです。

Wi-Fiについて

Wi-Fiに対応しているカメラは配線不要のためどこでも設置できる点で優れています。特に配線を気にせず設置するならおすすめと言えそうです。

「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もWi-Fiに対応しているカメラです。Wi-Fiにて接続できる点で「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」も優秀と言えるでしょう。Wi-Fi機能を利用するようなとき「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もオススメです。

Bluetoothについて

Bluetoothに対応しているカメラはワイヤレスで画像の送信ができるといった点で秀でているといえるかもしれません。無線で他端末に接続し、画像の確認や印刷などをしたいような場合にオススメです。

「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もBluetoothに対応しているカメラです。そのため「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もイヤホン、スピーカー、キーボードなどのさまざまな機器とワイヤレスで接続できるという点で秀でてます。ケーブルを接続する事なくデータの共有するような場合「ライカM11 ボディ (2022)」も「ライカSL2 ボディ (2019)」もお勧めだと思います。

BLE規格対応について

BluetoothがBLE規格に対応しているカメラはBLEはさらに消費電力を抑えた省電力化を実現できる為、優れた部類に入ると思います。BLEはさらに消費電力を抑えた省電力化を実現したいときに適していると言えそうです。

「ライカSL2 ボディ (2019)」も「ライカM11 ボディ (2022)」もBluetoothがBLE規格に対応しているカメラです。そのためどちらも少ない電力でBluetoothを使用できる点で秀でているかと思います。消費電力を抑制して節電したい人が使用するようなとき、どちらもお勧めだと思います。

1秒あたりの記録可能コマ数について

1秒あたりの記録可能コマ数が多いカメラはスポーツ撮影などの決定的瞬間を撮影できるという点で優秀と言えるでしょう。例えばより細かく撮影したい時に適しています。

「ライカSL2 ボディ (2019)」と「ライカM11 ボディ (2022)」の1秒あたりの記録可能コマ数について比較すると「ライカM11 ボディ (2022)」は4.5コマであるのに対して「ライカSL2 ボディ (2019)」は20コマです。15.5コマもの違いがあります。「ライカSL2 ボディ (2019)」のコマ数は「ライカM11 ボディ (2022)」と比較して非常に多いです。連射時により多くの写真を撮影することができるといった点で「ライカSL2 ボディ (2019)」の方が「ライカM11 ボディ (2022)」よりもすごく秀でていそうです。「ライカSL2 ボディ (2019)」は「ライカM11 ボディ (2022)」より被写体が早い動きの物を撮影する時にかなりお勧めです。

実際に使う場面で「ライカM11 ボディ (2022)」より「ライカSL2 ボディ (2019)」の方が非常に優れているでしょう。「ライカSL2 ボディ (2019)」に決める上で主な理由の一つになります。

最長シャッタースピードについて

長い最長シャッタースピードのカメラは被写体の躍動感を表現でき、暗い場所でも明るく撮影できる為、優秀です。多くの光を取り込みより綺麗に撮影する場合におすすめといえるかもしれません。

「ライカM11 ボディ (2022)」と「ライカSL2 ボディ (2019)」の最長シャッタースピードを比べると「ライカSL2 ボディ (2019)」は1秒であり「ライカM11 ボディ (2022)」は60秒です。59秒の大きな違いがあります。「ライカM11 ボディ (2022)」のシャッタースピードは「ライカSL2 ボディ (2019)」より非常に長いです。光を取り込む時間が長くできる為「ライカM11 ボディ (2022)」の方がすごく良いかもしれません。「ライカM11 ボディ (2022)」は「ライカSL2 ボディ (2019)」より光の取り込みを大きくし明るい映像を撮影するときにかなり適していると思います。

実際に使う場面において「ライカM11 ボディ (2022)」は「ライカSL2 ボディ (2019)」に比べてかなり優れているでしょう。「ライカM11 ボディ (2022)」を選ぶ上で重要な判断材料の一つになるでしょう。