日立 DZ-MV780 (2005) と SONY DCR-HC32E(JE) の評価レビュー

本体サイズについて

山登りで長距離を歩くときでも負担にならずに持ち運びできるため、小さい本体サイズのカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。持ち運び時の負担を軽減したいような時に向いています。

「日立 DZ-MV780 (2005)」と「SONY DCR-HC32E(JE)」の本体サイズを比較すると「日立 DZ-MV780 (2005)」は横:123mm、縦:86mm、厚さ:51mmに対して「SONY DCR-HC32E(JE)」は横:112mm、縦:90mm、厚さ:55mmです。「日立 DZ-MV780 (2005)」も「SONY DCR-HC32E(JE)」も違いはほとんどゼロでしょう。実用的な違いはありません。

別の視点で比べることをおすすめします。

本体重量について

軽い本体重量のカメラは持ち運びがラクにできるといった点で秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。軽い為に疲労が少なく長時間撮影するのに向いていると思います。

本体重量を「SONY DCR-HC32E(JE)」と「日立 DZ-MV780 (2005)」を比較すると「SONY DCR-HC32E(JE)」は400gであり「日立 DZ-MV780 (2005)」は420gです。ほんのわずかな違いがあります。「SONY DCR-HC32E(JE)」の方が「日立 DZ-MV780 (2005)」よりもわずかに重量が軽いです。手軽に持ち運びができる為「SONY DCR-HC32E(JE)」の方が多少はよいかと思います。しかしながら負担にならないので長時間持って撮影したい場合でもどちらを選ぶにせよ大したことはないくらいの差だと思います。

数値としては「日立 DZ-MV780 (2005)」より「SONY DCR-HC32E(JE)」の方が軽いですが、普通に使っている分において体感差はほぼ感じません。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズについて「日立 DZ-MV780 (2005)」と「SONY DCR-HC32E(JE)」を比較すると「SONY DCR-HC32E(JE)」は1/6型であり「日立 DZ-MV780 (2005)」は1/4.5型です。「日立 DZ-MV780 (2005)」と「SONY DCR-HC32E(JE)」はほとんど同程度です。実用上の差は無いと思われます。

光学ズーム倍率について

光学ズーム倍率が高いカメラは遠くの被写体を劣化させる事無く拡大して撮影できるので、優れているといえなくもないでしょう。遠くにあるものもピントをぼやかすことなく撮影するのに適していると言えそうです。

「日立 DZ-MV780 (2005)」と「SONY DCR-HC32E(JE)」の光学ズーム倍率について比べると「SONY DCR-HC32E(JE)」は20倍であり「日立 DZ-MV780 (2005)」は10倍です。10倍ものとても大きい差があります。光学ズーム倍率について「SONY DCR-HC32E(JE)」は「日立 DZ-MV780 (2005)」と比較してかなり高い光学ズーム倍率です。遠くの被写体をきれいに拡大して撮影できる点において「SONY DCR-HC32E(JE)」の方がとても優れた部類に入るかと思います。「SONY DCR-HC32E(JE)」は「日立 DZ-MV780 (2005)」より朝日に映える露を持つ植物を撮影するカメラマンが使用するようなときにとても適しています。

実際に利用する上で「SONY DCR-HC32E(JE)」は「日立 DZ-MV780 (2005)」と比較してとても秀でていると言えます。「SONY DCR-HC32E(JE)」を選ぶ上で主な判断材料の一つになります。