日立 DZ-MV780 (2005) と CANON DM-DC10 (2005) のスペックを評価を解説

撮影に必要な最低被写体照度について

最低被写体照度の値が低いほど感度が高いカメラということになり、暗所で撮影できる点で低い撮影に必要な最低被写体照度のカメラは優秀と言えるかもしれません。夜の防犯カメラとして使用するような時におすすめだと思います。

撮影に必要な最低被写体照度について比べると「CANON DM-DC10 (2005)」は6ルクスに対して「日立 DZ-MV780 (2005)」は15ルクスです。「日立 DZ-MV780 (2005)」と「CANON DM-DC10 (2005)」はほぼ同程度です。体感的な差はありません。

他の視点を見て比較するほうが良いでしょう。

撮像素子サイズについて

大きい撮像素子サイズのカメラは動物の毛並みや昆虫の詳細を明確に取りたい人が使用できるという点で秀でていそうです。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「CANON DM-DC10 (2005)」と「日立 DZ-MV780 (2005)」を比較すると「日立 DZ-MV780 (2005)」は1/4.5型で「CANON DM-DC10 (2005)」は1/4型です。「日立 DZ-MV780 (2005)」も「CANON DM-DC10 (2005)」もほとんど同じくらいと言えます。体感上の差はありません。

別の視点で比較するほうがよさそうです。

静止画解像度について

静止画解像度が高いカメラは高画質な画像を撮影できるので優れています。より鮮明な静止画撮影をするなら向いています。

静止画解像度を比較すると「日立 DZ-MV780 (2005)」は1280x960で「CANON DM-DC10 (2005)」は1280x960です。「CANON DM-DC10 (2005)」も「日立 DZ-MV780 (2005)」も同程度の解像度です。体感上の違いは無いでしょう。

別の視点から比べることをおすすめします。

ファインダーのドット数について

多いファインダーのドット数のカメラは高画質な写真を撮影できるため、優れているといえるかもしれません。例えば撮影対象をより鮮明に確認するような場合に適しています。

「日立 DZ-MV780 (2005)」と「CANON DM-DC10 (2005)」のファインダーのドット数について比較すると「CANON DM-DC10 (2005)」は11.3ドットであるのに対して「日立 DZ-MV780 (2005)」は20ドットです。「CANON DM-DC10 (2005)」と「日立 DZ-MV780 (2005)」はわずかに差しかありません。「日立 DZ-MV780 (2005)」のドット数は「CANON DM-DC10 (2005)」に比べてどちらかといえば多いです。解像度が増すので、撮りたいシーンを繊細に描写できる点において「CANON DM-DC10 (2005)」より「日立 DZ-MV780 (2005)」の方が多少はよいといえなくもありません。とはいえよりリアルに近い質感で撮影し、大きい写真として印刷する場合ハッキリと実感できるほどの差は無いと思います。

どちらかといえば「CANON DM-DC10 (2005)」より「日立 DZ-MV780 (2005)」の方が良いですが、通常利用において気にするほどの差はほぼないでしょう。

最長撮影時間について

最長撮影時間を比較すると「日立 DZ-MV780 (2005)」は145時間で「CANON DM-DC10 (2005)」は95時間です。50時間もの非常に大きな差があります。「CANON DM-DC10 (2005)」より「日立 DZ-MV780 (2005)」の方がかなり長いです。

実際の利用を想定したとき「日立 DZ-MV780 (2005)」は「CANON DM-DC10 (2005)」よりかなり優れています。「日立 DZ-MV780 (2005)」に決める上で重要な理由の一つとなります。

夜間で撮影機能について

綺麗な夜景が撮影できる為、夜間での撮影に対応しているカメラは優れていると言えるかもしれません。暗い場所での撮影をするような時向いています。

「CANON DM-DC10 (2005)」も「日立 DZ-MV780 (2005)」も夜間での撮影に対応しているカメラです。そのため暗いところでの撮影も美しく写すことができる点においてどちらもよいといえなくもないでしょう。「日立 DZ-MV780 (2005)」も「CANON DM-DC10 (2005)」も花火や夜景などを撮影したいときに向いているといえるかもしれません。

光学ズーム倍率について

光学ズーム倍率が高いカメラは遠くの被写体を劣化させる事無く拡大して撮影できるので、優れているといえなくもないでしょう。遠くにあるものもピントをぼやかすことなく撮影するのに適していると言えそうです。

光学ズーム倍率を比べると「CANON DM-DC10 (2005)」は10倍で「日立 DZ-MV780 (2005)」は10倍です。「CANON DM-DC10 (2005)」と「日立 DZ-MV780 (2005)」はほとんど同一です。感じられるほどの違いはゼロです。

ほかの角度を見て比較した方がよさそうです。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

「CANON DM-DC10 (2005)」と「日立 DZ-MV780 (2005)」の本体サイズを比べると「CANON DM-DC10 (2005)」は横:122mm、縦:86mm、厚さ:48mmで「日立 DZ-MV780 (2005)」は横:123mm、縦:86mm、厚さ:51mmです。「CANON DM-DC10 (2005)」と「日立 DZ-MV780 (2005)」の違いは少しです。本体サイズという角度で見ると「日立 DZ-MV780 (2005)」と比べて「CANON DM-DC10 (2005)」は多少小さいです。場所を取りにくく収納できるといった点で「CANON DM-DC10 (2005)」の方がわずかに良いといえなくもありません。しかし持ち運びが用意なので携帯して外出する場合、どちらを選んでも大した影響はないくらいの差だと言えるでしょう。

数値的には「CANON DM-DC10 (2005)」の方が小さいですが基本的に体感差はほぼ感じないです。

本体重量について

簡単に持ち運びできる点において軽い本体重量のカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

本体重量について「日立 DZ-MV780 (2005)」と「CANON DM-DC10 (2005)」を比較すると「CANON DM-DC10 (2005)」は415gであり「日立 DZ-MV780 (2005)」は420gです。「CANON DM-DC10 (2005)」の重量は「日立 DZ-MV780 (2005)」とほとんど同一です。感じられるほどの違いはゼロでしょう。