パナソニック HDC-SD3 (2007) と SONY DCR-SR65 (2008) の評価レビュー

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

本体サイズを「パナソニック HDC-SD3 (2007)」と「SONY DCR-SR65 (2008)」を比較すると「SONY DCR-SR65 (2008)」は横:113mm、縦:77mm、厚さ:76mmであるのに対して「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は横:142mm、縦:74mm、厚さ:69mmです。「SONY DCR-SR65 (2008)」と「パナソニック HDC-SD3 (2007)」の差は少しです。「パナソニック HDC-SD3 (2007)」のサイズと比べて「SONY DCR-SR65 (2008)」は多少小さいです。コンパクトに収納できるので「パナソニック HDC-SD3 (2007)」より「SONY DCR-SR65 (2008)」の方がわずかによいかもしれません。とはいえ小さなスペースに収納したい場合でもハッキリと体感できるくらいの差は無いと言えるます。

強いて言えば「SONY DCR-SR65 (2008)」ですが基本的には気にするほどの差はほとんどないでしょう。

本体重量について

持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。特に散歩などに気軽に携行するような時、お勧めだと思います。

本体重量について比べると「SONY DCR-SR65 (2008)」は360gであり「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は430gです。「SONY DCR-SR65 (2008)」は「パナソニック HDC-SD3 (2007)」と比較して比較的軽い重量です。持ち運び時の負担を軽減できるため「パナソニック HDC-SD3 (2007)」より「SONY DCR-SR65 (2008)」の方が比較的秀でた部類に入るでしょう。「SONY DCR-SR65 (2008)」は「パナソニック HDC-SD3 (2007)」より負担にならないので長時間持って撮影するときに向いているといえそうです。

実際の利用を想定したとき「SONY DCR-SR65 (2008)」は「パナソニック HDC-SD3 (2007)」よりやや良いです。「パナソニック HDC-SD3 (2007)」より「SONY DCR-SR65 (2008)」が良いと思われます。一方ですごく優れているというわけではありません。

最長撮影時間について

最長撮影時間を比べると「SONY DCR-SR65 (2008)」は90時間で「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は65時間です。「パナソニック HDC-SD3 (2007)」と「SONY DCR-SR65 (2008)」はとても違いがあります。「パナソニック HDC-SD3 (2007)」より「SONY DCR-SR65 (2008)」の方がかなり長いです。

実際に使うことを想定したとき「SONY DCR-SR65 (2008)」と「パナソニック HDC-SD3 (2007)」の体感上の違いはとても大きいです。「SONY DCR-SR65 (2008)」を選ぶための一つの主な決め手となります。

夜間で撮影機能について

綺麗な夜景が撮影できる為、夜間での撮影に対応しているカメラは優れていると言えるかもしれません。星空などを撮影したい時に向いていると思います。

「SONY DCR-SR65 (2008)」も「パナソニック HDC-SD3 (2007)」も夜間での撮影に対応しているカメラです。天体や夜景を綺麗に撮影できるので、どちらも秀でた部類に入るといえなくもありません。どちらも暗闇の中で撮影する場合にオススメだと思います。

総画素数について

より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。より高画質な撮影をするような場合に適しています。

「SONY DCR-SR65 (2008)」と「パナソニック HDC-SD3 (2007)」を総画素数を比べると「SONY DCR-SR65 (2008)」は100万画素であるのに対して「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は52万画素です。ほぼ差はありません。感覚的にわかるほどの差は無いと思います。

ほかの視点を見て決めた方がいいでしょう。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。色を詳細に表現して高画質な画像・映像を撮影する場合お勧めだと思います。

撮像素子サイズを「SONY DCR-SR65 (2008)」と「パナソニック HDC-SD3 (2007)」を比較すると「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は1/4型で「SONY DCR-SR65 (2008)」は1/6型です。「SONY DCR-SR65 (2008)」のイメージセンサーは「パナソニック HDC-SD3 (2007)」と同じくらいです。体感上の差はありません。

別の視点で比較するほうがよさそうです。

静止画解像度について

高い静止画解像度のカメラは高解像度で高精細な写真をプリントアウトできる点で優秀です。自然の風景などを高精細に撮影したいような場合に向いています。

「SONY DCR-SR65 (2008)」と「パナソニック HDC-SD3 (2007)」の静止画解像度について比べると「SONY DCR-SR65 (2008)」は1152x864であり「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は1920x1080です。わずかな差があります。「パナソニック HDC-SD3 (2007)」の方が「SONY DCR-SR65 (2008)」よりもどちらかといえば高いです。高画質な写真撮影ができる点で「SONY DCR-SR65 (2008)」より「パナソニック HDC-SD3 (2007)」の方がどちらかといえばよいかもしれません。とはいえ田舎町の静かな風景を撮影するカメラマンが使用する場合、体感できるほどの違いはほとんど無いと思われます。

光学ズーム倍率について

高い光学ズーム倍率のカメラは画質は綺麗なまま被写体を実際に大きく撮影できるという点で良いです。遠くの被写体を劣化させる事無く拡大して撮影したいような場合におすすめと言えるかもしれません。

「パナソニック HDC-SD3 (2007)」と「SONY DCR-SR65 (2008)」の光学ズーム倍率について比べると「SONY DCR-SR65 (2008)」は25倍であり「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は12倍です。13倍ものとても大きい差があります。光学ズーム倍率について「SONY DCR-SR65 (2008)」は「パナソニック HDC-SD3 (2007)」と比較してかなり高い光学ズーム倍率です。焦点距離を変化させ光学的にズームを高倍率にできる点で「SONY DCR-SR65 (2008)」の方が極めて優れていると思います。遠くの被写体でも倍率を上げて撮影するなら「SONY DCR-SR65 (2008)」は「パナソニック HDC-SD3 (2007)」よりかなりオススメです。

実際に利用する上で「SONY DCR-SR65 (2008)」は「パナソニック HDC-SD3 (2007)」と比較してとても秀でていると言えます。「SONY DCR-SR65 (2008)」を選ぶ上で主な判断材料の一つになります。

デジタルズーム倍率について

高いデジタルズーム倍率のカメラは遠くのものでも綺麗に撮影できるという点で秀でているかと思います。特に動きの速い昆虫を撮影するカメラマンが使用したいならお勧めだと思います。

デジタルズーム倍率について比較すると「SONY DCR-SR65 (2008)」は2000倍であるのに対して「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は120倍です。1880倍ものとても大きい違いがあります。デジタルズーム倍率という視点において「SONY DCR-SR65 (2008)」は「パナソニック HDC-SD3 (2007)」よりとても高いです。「SONY DCR-SR65 (2008)」は遠くまでズームして撮影ができるといった点で「パナソニック HDC-SD3 (2007)」よりもとてもよいです。通常の拡大倍率さらに被写体を拡大して撮影するようなとき「SONY DCR-SR65 (2008)」は「パナソニック HDC-SD3 (2007)」よりかなりオススメです。

実際の利用において「SONY DCR-SR65 (2008)」と「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は体感値として遥かに大きい差があります。「SONY DCR-SR65 (2008)」に決めるための重要な判断材料の一つとなると思います。

撮影に必要な最低被写体照度について

撮影に必要な最低被写体照度が低いカメラはより小さな被写体を綺麗に撮影できるので、優れていそうです。とくに暗い場所でも明るい影像を撮影したいようなときにおすすめです。

撮影に必要な最低被写体照度について比べると「パナソニック HDC-SD3 (2007)」は6ルクスに対して「SONY DCR-SR65 (2008)」は8ルクスです。「SONY DCR-SR65 (2008)」と「パナソニック HDC-SD3 (2007)」はほぼ同程度です。体感的な差はありません。

別の視点を見て選んだ方が良いでしょう。