EOS-1D Mark III ボディ と EOS-1D X Mark II ボディ の性能比較
作成日時: 2024-05-13 22:17:54
「EOS-1D Mark III ボディ」と「EOS-1D X Mark II ボディ」の機能や性能を徹底比較。どちらを選んだ方が良いのかを徹底解説しました。
EOS-1D Mark III ボディ | EOS-1D X Mark II ボディ | |||
総合評価: | 1.7 (総合: 3200位) | 3.1 (総合: 80位) | ||
画面サイズ | 2.8 3インチ | 4.3 3.2インチ | ||
ファインダーの倍率 | 1.3 0.76倍 | 1.3 0.76倍 | ||
総画素数 | 1 1070万画素 | 3.4 2150万画素 | ||
1秒あたりの記録可能コマ数 | 2.9 16コマ | 2.9 16コマ | ||
最低ISO感度 | 4.6 50 | 4.6 50 | ||
最高ISO感度 | 1 6400 | 4.9 409600 | ||
より詳細に比較 |
「EOS-1D X Mark II ボディ」より「EOS-1D Mark III ボディ」が優れている部分
「EOS-1D Mark III ボディ」より「EOS-1D X Mark II ボディ」が優れている部分
- 総画素数はかなり多い67.9点(581位) vs 12点(2018位)
- 画面サイズはかなり大きい86.8点(217位) vs 55.3点(1634位)
- タッチパネルに対応している
- 外部ストレージのスロット数が2つある
- 4Kに対応している
- GPSを搭載している
- HDMI端子で接続できる
評価や特徴を比較
レンズ
ゴミ取り機構機能について
ゴミ取り機構機能を搭載しているカメラは清潔に保ったりできるので優れていると言えそうです。たとえばレンズ交換式カメラの最大の敵であるセンサーにつくゴミを除去する場合、おすすめといえそうです。
「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」もゴミ取り機構機能を搭載しているカメラです。そのためイメージセンサーつくほこりやごみなどを除去できる点においてどちらも良いかもしれません。ゴミがついても取り除き撮影したいときに「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」もおすすめだと思います。
撮影速度
1秒あたりの記録可能コマ数について
連射撮影時に決定的瞬間を確実に捉えることができるため、1秒あたりの記録可能コマ数が多いカメラは優秀です。例えばスポーツ撮影などの決定的瞬間を撮影したいときに向いていると言えるでしょう。
「EOS-1D X Mark II ボディ」と「EOS-1D Mark III ボディ」の1秒あたりの記録可能コマ数について比べると「EOS-1D X Mark II ボディ」は16コマに対して「EOS-1D Mark III ボディ」は16コマです。ほぼ差はありません。感覚的にわかるほどの違いはゼロかと思われます。
別の角度から比較する方がよさそうです。
撮影明度
最低ISO感度について
最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。
「EOS-1D X Mark II ボディ」と「EOS-1D Mark III ボディ」の最低ISO感度について比べると「EOS-1D Mark III ボディ」は50に対して「EOS-1D X Mark II ボディ」は50です。ほぼ差はないです。体感的な違いはゼロでしょう。
ほかの観点から比較するほうがいいでしょう。
最高ISO感度について
シャッタースピードを上げることで、手持ち撮影においても手ブレを抑制できるので、高い最高ISO感度のカメラは優れてます。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。
「EOS-1D X Mark II ボディ」と「EOS-1D Mark III ボディ」の最高ISO感度について比べると「EOS-1D X Mark II ボディ」は409600に対して「EOS-1D Mark III ボディ」は6400です。「EOS-1D X Mark II ボディ」は「EOS-1D Mark III ボディ」に比べてとてもISO感度が高いです。「EOS-1D X Mark II ボディ」は光を取り込む時間を短縮できるため、シャッタースピードを上げることができる点で「EOS-1D Mark III ボディ」よりも大変優れているといえなくもありません。「EOS-1D X Mark II ボディ」は「EOS-1D Mark III ボディ」より暗い場所でも明るい影像を撮影する時に向いています。
実際の利用において「EOS-1D Mark III ボディ」と「EOS-1D X Mark II ボディ」は体感値としてかなり大きい差があります。
バルブ撮影機能について
シャッターを長時間開けっぱなしで撮影できる為、バルブ撮影に対応しているカメラは優れています。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。
「EOS-1D X Mark II ボディ」も「EOS-1D Mark III ボディ」もバルブ撮影に対応しているカメラです。花火を美しく撮影できる点においてどちらも良いでしょう。「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」も夜景や天体の撮影をするならお勧めです。
ファインダー
ファインダーの倍率について
撮影対象をより鮮明に確認できる為、ファインダーの倍率が高いカメラは優れているといえそうです。たとえばピントの確認を正確にしたい時にオススメだと思います。
ファインダーの倍率を「EOS-1D Mark III ボディ」と「EOS-1D X Mark II ボディ」を比べると「EOS-1D X Mark II ボディ」は0.76倍に対して「EOS-1D Mark III ボディ」は0.76倍です。「EOS-1D X Mark II ボディ」も「EOS-1D Mark III ボディ」も同程度のファインダー倍率です。実用的な違いは無いと思われます。
ほかの観点を見て比較したほうがよさそうです。
ファインダー視野率100%について
ファインダーを覗いた画角で撮影できる点においてファインダー視野率が100%となっているカメラは秀でていると言えるかもしれません。例えばファインダーで見える範囲をそのまま撮影する場合にオススメです。
「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」もファインダー視野率が100%となっているカメラです。撮影者のイメージと実際に撮影される画像の範囲にズレがない理想的なファインダーのもと撮影できるのでどちらも良いと言えるでしょう。ファインダー内の様子とまったく同じ大きさの写真を撮影したい時にどちらもオススメです。
ディスプレイ
画面サイズについて
より大きな画面でデータを確認できるといった点で大きい画面サイズのカメラは優れてます。特に写真をその場で確認したいならオススメと言えるでしょう。
画面サイズについて「EOS-1D X Mark II ボディ」と「EOS-1D Mark III ボディ」を比較すると「EOS-1D X Mark II ボディ」は3.2インチで「EOS-1D Mark III ボディ」は3インチです。0.2インチのかなり大きい違いがあります。「EOS-1D X Mark II ボディ」は「EOS-1D Mark III ボディ」に比べて非常に画面が大きいです。大きな画面で映像を確認できるため「EOS-1D X Mark II ボディ」の方がすごく良いかもしれません。「EOS-1D X Mark II ボディ」は「EOS-1D Mark III ボディ」よりより大きな画面で操作したいような時にとてもお勧めだと思います。
保存形式
RAW+JPEG同時記録機能について
RAWとJPEGを同時に記録できるカメラはJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気にいらない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成できるため、優れた部類に入るといえなくもありません。いざという時のバックアップとなるので、撮影ミスを防止したい時にお勧めと言えそうです。
「EOS-1D X Mark II ボディ」も「EOS-1D Mark III ボディ」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。一度に2つのデータを保存できるので、バックアップとして利用できるためどちらも秀でていると思います。「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」もJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成したいなら向いていると言えるでしょう。
撮影性能
総画素数について
より鮮明な写真撮影ができるといった点で多い総画素数のカメラは秀でてます。よりきれいに撮影するならおすすめです。
総画素数について「EOS-1D Mark III ボディ」と「EOS-1D X Mark II ボディ」を比較すると「EOS-1D X Mark II ボディ」は2150万画素であり「EOS-1D Mark III ボディ」は1070万画素です。1080万画素もの大きい違いがあります。「EOS-1D X Mark II ボディ」の方が「EOS-1D Mark III ボディ」よりもかなり画素数が多いです。ポスターなど、大きく印刷するための画像を撮影できる点において「EOS-1D X Mark II ボディ」の方が「EOS-1D Mark III ボディ」よりも優秀です。「EOS-1D X Mark II ボディ」は「EOS-1D Mark III ボディ」より花の雄しべや雌しべを撮影したいような時にお勧めだと思います。
基本情報
本体サイズについて
小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。
本体サイズについて「EOS-1D X Mark II ボディ」と「EOS-1D Mark III ボディ」を比べると「EOS-1D X Mark II ボディ」は横:167.6mm、縦:158mm、厚さ:82.6mmであり「EOS-1D Mark III ボディ」は横:156.6mm、縦:156mm、厚さ:79.9mmです。ほとんど差は無いです。感じられるほどの差はゼロと思います。
別の視点で比べることをおすすめします。
本体重量について
持ち運びが容易にできる点において本体重量が軽いカメラは優秀な部類に入ると言えるでしょう。とくに軽いので持ち運びで使用したいような時にお勧めと言えそうです。
本体重量について「EOS-1D Mark III ボディ」と「EOS-1D X Mark II ボディ」を比較すると「EOS-1D X Mark II ボディ」は1.34kgであり「EOS-1D Mark III ボディ」は1.16kgです。「EOS-1D X Mark II ボディ」も「EOS-1D Mark III ボディ」も同程度の重量です。体感上の差はありません。
他の角度から選んだほうがよさそうです。
堅牢性
防水対応について
雨の中でも利用できるといった点で防水に対応しているカメラは優秀といえるかもしれません。雨天時でも安心して利用する時におすすめといえるかもしれません。
「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」も防水に対応しているカメラです。ダイビングや潜水時にも撮影できる点で「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」も優れた部類に入るでしょう。濡れても問題ないため川や海など水辺で撮影するようなとき「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」も適しています。
防塵対応について
製品外部からの固形物の侵入に対して保護できるので、防塵仕様となっているカメラは優れています。たとえば塵などによる故障を防いだりしたいようなときに向いていると思います。
「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」も防塵仕様となっているカメラです。そのためどちらも過酷な環境下でも安心して使用できる点で秀でた部類に入ると思います。「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」も例えば、埃っぽい環境において、埃の光学系へやメカニック部への付着を防止しながら使用するのにオススメです。
撮影モード
ライブビュー撮影撮影について
ライブビュー撮影ができるカメラはモニターで撮影対象を確認できるといった点でよいかもしれません。ファインダーを使わずに液晶画面を見ながら撮影するときお勧めといえるかもしれません。
「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」もライブビュー撮影ができるカメラです。そのため設定が画面に反映されるのでイメージ通りの仕上がりで撮影できるという点でどちらも良いと言えるかもしれません。「EOS-1D Mark III ボディ」も「EOS-1D X Mark II ボディ」もより綺麗にピントを合わせて撮影するような場合におすすめです。
性能・機能を比較
EOS-1D Mark III ボディ | EOS-1D X Mark II ボディ | |
画像 | ||
本体サイズ | 横:156.6mm、縦:156mm、厚さ:79.9mm | 横:167.6mm、縦:158mm、厚さ:82.6mm |
本体重量 | 1.16kg | 1.34kg |
タッチパネル | - | ○ |
色 | - | ブラック |
電池の型番 | LP-E4 | LP-E19/LP-E4N/LP-E4 |
防水対応 | ○ | ○ |
防塵対応 | ○ | ○ |
画面サイズ | 3インチ | 3.2インチ |
ファインダーの倍率 | 0.76倍 | 0.76倍 |
ファインダー形式 | ペンタプリズム | ペンタプリズム |
ファインダー視野率100% | ○ | ○ |
撮影枚数 | - | 1210枚 |
対応外部ストレージ | コンパクトフラッシュ/マイクロドライブ/SDHC/SD | コンパクトフラッシュ |
外部ストレージのスロット数 | - | ○ |
総画素数 | 1070万画素 | 2150万画素 |
撮像素子サイズ | - | フルサイズ |
イメージセンサーの大きさ | - | フルサイズ |
4K対応 | - | ○ |
動画解像度 | - | 4096x2160 |
動画解像度 | - | 4096x2160 |
AF測距点の最大数 | - | 61点 |
1秒あたりの記録可能コマ数 | 16コマ | 16コマ |
最短シャッタースピード | - | 1/8000 |
最短シャッタースピード | - | 1/8000 |
最長シャッタースピード | - | 30 |
最長シャッタースピード | - | 30秒 |
起動にかかる時間 | 0.2秒 | - |
最低ISO感度 | 50 | 50 |
最高ISO感度 | 6400 | 409600 |
バルブ撮影機能 | ○ | ○ |
ライブビュー撮影撮影 | ○ | ○ |
レンズマウント | キヤノンEFマウント | キヤノンEFマウント |
ゴミ取り機構機能 | ○ | ○ |
データの保存形式 | JPEG/RAW | MOV/MP4/JPEG/RAW |
RAW+JPEG同時記録機能 | ○ | ○ |
RAW撮影時のビット数 | - | 14bit |
GPS対応 | - | ○ |
PictBridge対応 | ○ | - |
HDMI対応 | - | ○ |