Insta360 ONE (2017) と JVC GY-HM250 (2018) の性能・機能を徹底レビュー

手ブレ補正機能について

シャッタースピードを遅くして撮影できるため、手ブレ補正機構を搭載しているカメラは優れた部類に入るといえなくもないでしょう。撮影するときのわずかなカメラの動き（手の揺れ）を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。

「Insta360 ONE (2017)」も「JVC GY-HM250 (2018)」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。動きながら撮影できる点で「Insta360 ONE (2017)」も「JVC GY-HM250 (2018)」も優秀です。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「JVC GY-HM250 (2018)」と「Insta360 ONE (2017)」を比較すると「Insta360 ONE (2017)」は1/2.3型で「JVC GY-HM250 (2018)」は1/2.3型です。「Insta360 ONE (2017)」も「JVC GY-HM250 (2018)」もほとんど同じくらいと言えます。実用上の差はゼロでしょう。

4Kについて

4K動画の高画質な撮影をできるといった点で4Kに対応しているカメラは秀でていそうです。フルHDで撮影したものよりも精彩感も増し、暗部での撮影で発生するノイズを圧縮するなら適していると言えるでしょう。

「Insta360 ONE (2017)」も「JVC GY-HM250 (2018)」も4Kに対応しているカメラです。高画質な画像を撮影できるといった点でどちらも良いです。大きい画面でも美しい画質で見ることができる撮影をする時「Insta360 ONE (2017)」も「JVC GY-HM250 (2018)」も適しているといえるかもしれません。

動画解像度について

高画質な動画撮影ができる為、高い動画解像度のカメラは優秀です。特により繊細でクリアな撮影をする場合、オススメだと思います。

「Insta360 ONE (2017)」と「JVC GY-HM250 (2018)」の動画解像度を比較すると「Insta360 ONE (2017)」は3840x1920に対して「JVC GY-HM250 (2018)」は3840x2160です。「JVC GY-HM250 (2018)」と「Insta360 ONE (2017)」は比較的差があります。「JVC GY-HM250 (2018)」の解像度は「Insta360 ONE (2017)」と比較してやや高いです。より綺麗でリアルな動画を撮影できる為「JVC GY-HM250 (2018)」の方が割と良い部類に入るといえなくもありません。スポーツの試合の白熱感を表したいカメラマンが使用するような時「JVC GY-HM250 (2018)」は「Insta360 ONE (2017)」より比較的オススメだと思います。

実際の利用を想定したとき「JVC GY-HM250 (2018)」と「Insta360 ONE (2017)」は体感値として多少大きい差があります。「Insta360 ONE (2017)」より「JVC GY-HM250 (2018)」がいいと言えます。しかしすごく優れているというわけではありません。

最小F値について

F値が小さいほど速いシャッター速度で写真を撮影できるので、最小F値が小さいカメラは優れていそうです。ピントが合っている被写体以外をぼやけさせる事で、被写体を強調でき、明るい撮影をしたいときに適しています。

「Insta360 ONE (2017)」と「JVC GY-HM250 (2018)」の最小F値を比較すると「JVC GY-HM250 (2018)」はf/1.2であるのに対して「Insta360 ONE (2017)」はf/2.2です。「JVC GY-HM250 (2018)」の方が「Insta360 ONE (2017)」よりも非常に小さいF値です。「JVC GY-HM250 (2018)」はよりボケ具合を調整できるといった点で「Insta360 ONE (2017)」よりもすごく優れているでしょう。ピントがあっている部分以外の場所がぼけやすくなり、ピントのあっている部分をより強調させた撮影をする場合「JVC GY-HM250 (2018)」は「Insta360 ONE (2017)」よりお勧めだと思います。

実際に使う場面で「JVC GY-HM250 (2018)」と「Insta360 ONE (2017)」の実用上の違いは遥かに大きいです。「JVC GY-HM250 (2018)」を選ぶための一つの主な判断材料になると思います。

マイク搭載について

録音と録画を同時にできるという点で内蔵マイクを搭載しているカメラは良いかもしれません。例えば音声を直接入力して記録したいならおすすめだと思います。

「JVC GY-HM250 (2018)」も「Insta360 ONE (2017)」も内蔵マイクを搭載しているカメラです。Vlogなどの撮影ができるのでどちらも良いといえるかもしれません。「Insta360 ONE (2017)」も「JVC GY-HM250 (2018)」もマイクにより音声を取得したいような時に向いていると言えるかもしれません。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。特にポケットに入れて持ち歩きするようなとき、お勧めと言えそうです。

「JVC GY-HM250 (2018)」と「Insta360 ONE (2017)」の本体サイズについて比べると「Insta360 ONE (2017)」は横:96mm、縦:36.5mm、厚さ:25mmに対して「JVC GY-HM250 (2018)」は横:307mm、縦:191mm、厚さ:149mmです。「JVC GY-HM250 (2018)」と比較して「Insta360 ONE (2017)」はとても小さいです。コンパクトに収納できるので「JVC GY-HM250 (2018)」より「Insta360 ONE (2017)」の方がとても優秀な部類に入るかと思います。「Insta360 ONE (2017)」は「JVC GY-HM250 (2018)」より収納をコンパクトにするときにとてもオススメです。

実際に利用する上で「JVC GY-HM250 (2018)」と「Insta360 ONE (2017)」の実用においての差は遥かに大きいです。「Insta360 ONE (2017)」に決める主な理由の一つになります。

本体重量について

簡単に持ち運びできる点において軽い本体重量のカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。軽い為に疲労が少なく長時間撮影するのに向いていると思います。

「Insta360 ONE (2017)」と「JVC GY-HM250 (2018)」の本体重量を比べると「Insta360 ONE (2017)」は82gであるのに対して「JVC GY-HM250 (2018)」は1.6kgです。「Insta360 ONE (2017)」の重量の方が「JVC GY-HM250 (2018)」よりもかなり軽いです。「Insta360 ONE (2017)」は手軽に持ち運びができるという点で「JVC GY-HM250 (2018)」よりも大変優れているかもしれません。「Insta360 ONE (2017)」は「JVC GY-HM250 (2018)」より負担にならないので長時間持って撮影するような時にとても向いていると思います。

実際の利用を考えると「Insta360 ONE (2017)」と「JVC GY-HM250 (2018)」の体感値としての差はとても大きいです。「Insta360 ONE (2017)」にする一つの重要な決め手となります。