シグマ SD15 スターティングキット と SIGMA sd Quattro ボディ の評価を徹底レビュー

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。例えば外に持ち運びをしたいような時にお勧めだと思います。

本体サイズを比較すると「シグマ SD15 スターティングキット」は横:144mm、縦:107.3mm、厚さ:80.5mmであり「SIGMA sd Quattro ボディ」は横:147mm、縦:95.1mm、厚さ:90.8mmです。「シグマ SD15 スターティングキット」も「SIGMA sd Quattro ボディ」も違いはほとんどゼロでしょう。実用的な差はゼロと思います。

別の視点で比べることをおすすめします。

本体重量について

簡単に持ち運びできる点において軽い本体重量のカメラは優れた部類に入るといえなくもありません。軽い為に疲労が少なく長時間撮影するのに向いていると思います。

本体重量を「SIGMA sd Quattro ボディ」と「シグマ SD15 スターティングキット」を比較すると「SIGMA sd Quattro ボディ」は625gであり「シグマ SD15 スターティングキット」は680gです。ほんのわずかな違いがあります。「SIGMA sd Quattro ボディ」の方が「シグマ SD15 スターティングキット」よりもわずかに重量が軽いです。手軽に持ち運びができる為「SIGMA sd Quattro ボディ」の方が多少はよいかと思います。長時間の撮影による手や腕の負担を軽減したい場合について実用上感じるほどの差はほとんど無いと思われます。

あえて選ぶなら「SIGMA sd Quattro ボディ」の方が「シグマ SD15 スターティングキット」より良いですが、通常利用において気にするほどの差はほとんどありません。

総画素数について

綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。高精細高画質の写真を撮影する場合にお勧めだと思います。

「シグマ SD15 スターティングキット」と「SIGMA sd Quattro ボディ」を総画素数について比較すると「SIGMA sd Quattro ボディ」は3320万画素で「シグマ SD15 スターティングキット」は1406万画素です。「シグマ SD15 スターティングキット」と「SIGMA sd Quattro ボディ」はとても差があります。「シグマ SD15 スターティングキット」と比べて「SIGMA sd Quattro ボディ」はかなり画素数が多いです。ポスターなど、大きく印刷するための画像を撮影できる点において「SIGMA sd Quattro ボディ」の方が「シグマ SD15 スターティングキット」よりも優秀です。「SIGMA sd Quattro ボディ」は「シグマ SD15 スターティングキット」より花の雄しべや雌しべを撮影したいような時にお勧めだと思います。

ファインダーの倍率について

ビント合わせが楽にできるという点で高いファインダーの倍率のカメラはよいといえなくもありません。例えば遠くのものを拡大して撮影したいような場合におすすめです。

ファインダーの倍率について「SIGMA sd Quattro ボディ」と「シグマ SD15 スターティングキット」を比較すると「シグマ SD15 スターティングキット」は0.9倍に対して「SIGMA sd Quattro ボディ」は1.1倍です。「SIGMA sd Quattro ボディ」と「シグマ SD15 スターティングキット」はかなり差があります。「SIGMA sd Quattro ボディ」のファインダー倍率は「シグマ SD15 スターティングキット」と比較してかなり高いです。「SIGMA sd Quattro ボディ」はピントなどの確認が正確にできる点において「シグマ SD15 スターティングキット」よりも極めてよいと思います。ファインダーが見易いので、ファインダー撮影するような場合「SIGMA sd Quattro ボディ」は「シグマ SD15 スターティングキット」よりとても向いています。

実際に使うことを想定したとき「シグマ SD15 スターティングキット」より「SIGMA sd Quattro ボディ」の方が遥かに優れています。

画面サイズについて

画角が広がり、ダイナミックでクリーンな写真を撮影できる点で大きい画面サイズのカメラは秀でているかもしれません。とくに多くの情報を取得しながら撮影したい時に向いていると言えるでしょう。

「SIGMA sd Quattro ボディ」と「シグマ SD15 スターティングキット」の画面サイズについて比較すると「シグマ SD15 スターティングキット」は3インチで「SIGMA sd Quattro ボディ」は3インチです。ほぼ差は無いです。体感的な違いは無いと思われます。

別の観点で比較することをおすすめします。

最低ISO感度について

最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。画像ノイズの少ないきれいな写真を撮影したいときにお勧めです。

最低ISO感度について「シグマ SD15 スターティングキット」と「SIGMA sd Quattro ボディ」を比べると「シグマ SD15 スターティングキット」は50に対して「SIGMA sd Quattro ボディ」は100です。50ものかなり大きな差があります。「シグマ SD15 スターティングキット」のISO感度は「SIGMA sd Quattro ボディ」と比較してとても低いです。ゴーストの発生を防止することができるといった点で「SIGMA sd Quattro ボディ」より「シグマ SD15 スターティングキット」の方が極めて優れてます。「シグマ SD15 スターティングキット」は「SIGMA sd Quattro ボディ」よりノイズの発生を抑えた撮影をするような場合にかなり向いています。

実際に使う場面で「シグマ SD15 スターティングキット」と「SIGMA sd Quattro ボディ」は体感値として非常に大きい違いがあります。

最高ISO感度について

シャッタースピードを上げることで、手持ち撮影においても手ブレを抑制できるので、高い最高ISO感度のカメラは優れてます。高感度撮影で美しく被写体をとらえたりしたい時に適していると思います。

「SIGMA sd Quattro ボディ」と「シグマ SD15 スターティングキット」の最高ISO感度について比べると「SIGMA sd Quattro ボディ」は6400に対して「シグマ SD15 スターティングキット」は3200です。3200の非常に大きい差があります。最高ISO感度という点において「SIGMA sd Quattro ボディ」の方が「シグマ SD15 スターティングキット」よりも非常に高いISO感度です。光が少ない場所でもシャッター速度を速くすることができるため「シグマ SD15 スターティングキット」より「SIGMA sd Quattro ボディ」の方が極めて優れた部類に入るでしょう。「SIGMA sd Quattro ボディ」は「シグマ SD15 スターティングキット」よりトンネルや夜景等の暗い場所で、鮮明な写真を撮影したいような場合にかなりお勧めです。

「SIGMA sd Quattro ボディ」を選ぶ上で一つの重要な理由になります。

バルブ撮影機能について

シャッターを長時間開けることができる点でバルブ撮影に対応しているカメラは優れています。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。

「SIGMA sd Quattro ボディ」も「シグマ SD15 スターティングキット」もバルブ撮影に対応しているカメラです。花火を美しく撮影できる点においてどちらも良いでしょう。夜景や天体を綺麗に撮影するとき、どちらもおすすめです。