ライカ D-LUX 7 (2018) と ライカM10-R Typ 6376 ボディ の評価を徹底比較

撮像素子サイズについて

大きい撮像素子サイズのカメラは動物の毛並みや昆虫の詳細を明確に取りたい人が使用できるという点で秀でていそうです。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

「ライカ D-LUX 7 (2018)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」を撮像素子サイズを比べると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」はフルサイズであり「ライカ D-LUX 7 (2018)」は4/3型です。「ライカ D-LUX 7 (2018)」と比較して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」はかなり大きいです。ダイナミックレンジが広く、豊かに色再現された映像が撮影できるので「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方が「ライカ D-LUX 7 (2018)」よりも極めて優れていると言えそうです。裸眼ではなかなか確認し難い細かな模様や空気に浮遊する光や粒子なども撮影可能な範囲になりやすく、裸眼では見えにくい環境を撮影したい時に「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「ライカ D-LUX 7 (2018)」よりオススメです。

実際の利用において「ライカ D-LUX 7 (2018)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の実用上の差は遥かに大きいです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」に決める上で一つの重要な決め手になるでしょう。

タイムラプス撮影機能について

タイムラプス撮影ができるカメラは早送りの動画よりも鮮明な印象で撮影ができるため優れています。早送りのような撮影をするのにお勧めだと思います。

「ライカ D-LUX 7 (2018)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もタイムラプス撮影ができるカメラです。そのためコマ送り動画を撮影できるといった点で「ライカ D-LUX 7 (2018)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も優れてます。どちらも星空などの夜景を幻想的な写真として撮影したいような時に向いています。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。持ち運び時の負担を軽減したいような時に向いています。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「ライカ D-LUX 7 (2018)」の本体サイズを比べると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は横:139mm、縦:80mm、厚さ:38.5mmで「ライカ D-LUX 7 (2018)」は横:118mm、縦:66mm、厚さ:64mmです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「ライカ D-LUX 7 (2018)」の差は少しです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」のサイズは「ライカ D-LUX 7 (2018)」に比べてわずかに小さいです。携帯性に優れ、生活の様々なシーンを撮影できるため「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方が多少はよいでしょう。しかしながら収納をコンパクトにする場合大半の場合で実感できないくらいの違いだと言えるでしょう。

画面サイズについて

より大きな画面でデータを確認できるといった点で大きい画面サイズのカメラは優れてます。とくに多くの情報を取得しながら撮影したい時に向いていると言えるでしょう。

画面サイズについて比べると「ライカ D-LUX 7 (2018)」は3インチに対して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は3インチです。ほぼ違いは無いです。実用的な差はゼロと思います。

別の観点で比較したほうが良いでしょう。

Wi-Fiについて

Wi-Fiに対応しているカメラは配線不要のためどこでも設置できる点で優れています。無線でネットに接続する時、おすすめといえそうです。

「ライカ D-LUX 7 (2018)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もWi-Fiに対応しているカメラです。そのため写真や動画を簡単にスマホやPCに転送できるという点でどちらも優れています。「ライカ D-LUX 7 (2018)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もケーブルを使わずに撮影データをワイヤレス転送をしたいような時にお勧めと思います。

1秒あたりの記録可能コマ数について

連射撮影時に決定的瞬間を確実に捉えることができるため、1秒あたりの記録可能コマ数が多いカメラは優秀です。例えばスポーツ撮影などの決定的瞬間を撮影したいときに向いていると言えるでしょう。

「ライカ D-LUX 7 (2018)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の1秒あたりの記録可能コマ数について比較すると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は4.5コマであるのに対して「ライカ D-LUX 7 (2018)」は11コマです。6.5コマの差があります。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」のコマ数と比べて「ライカ D-LUX 7 (2018)」はかなり多いです。「ライカ D-LUX 7 (2018)」は連射撮影時に決定的瞬間を逃さず撮影することができる点で「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」よりも大変優れていると言えるでしょう。「ライカ D-LUX 7 (2018)」は「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」より動きの早いスポーツシーンでもブレなく決定的瞬間を撮影するような時にとても向いています。

実際に使う場面において「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と比較して「ライカ D-LUX 7 (2018)」はかなり優れています。「ライカ D-LUX 7 (2018)」を選ぶ一つの主な判断材料となると思います。

最長シャッタースピードについて

長い最長シャッタースピードのカメラは被写体の躍動感を表現でき、暗い場所でも明るく撮影できる為、優秀です。写真をより明るく撮影したい時に適しています。

「ライカ D-LUX 7 (2018)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の最長シャッタースピードを比較すると「ライカ D-LUX 7 (2018)」は60秒であるのに対して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は16分です。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「ライカ D-LUX 7 (2018)」の違いは比較的あります。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」のシャッタースピードは「ライカ D-LUX 7 (2018)」より比較的長いです。センサーに照射される光の量も増えるので、暗い場所の被写体でも肉眼以上の明るさで撮影できるので「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方が割と良い部類に入るでしょう。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「ライカ D-LUX 7 (2018)」より夜景の撮影をしたい時に適しています。

実際の利用を想定したとき「ライカ D-LUX 7 (2018)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の実用においての違いはどちらかといえば大きいです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」がいいと言えます。ただ非常に優れているとまでは言えません。

最低ISO感度について

ノイズを抑制して撮影できるため、最低ISO感度が低いカメラは優れた部類に入るでしょう。ノイズを最小限に抑えて撮影する時にオススメだと思います。

「ライカ D-LUX 7 (2018)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の最低ISO感度について比較すると「ライカ D-LUX 7 (2018)」は100で「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は100です。ほぼ差はないです。体感上の違いはゼロと思います。

別の角度で選んだ方が良いでしょう。

最高ISO感度について

より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。とくに暗い場所でも写真撮影が出来るので、撮影場所を限定せずに使用したいようなときにお勧めといえそうです。

「ライカ D-LUX 7 (2018)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の最高ISO感度を比較すると「ライカ D-LUX 7 (2018)」は25000に対して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は50000です。25000の非常に大きい差があります。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「ライカ D-LUX 7 (2018)」に比べてとてもISO感度が高いです。高感度で撮影できる為「ライカ D-LUX 7 (2018)」より「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方が秀でていそうです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「ライカ D-LUX 7 (2018)」より暗い場所でも明るい影像を撮影する時に向いています。

実際の利用において「ライカ D-LUX 7 (2018)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は体感値としてかなり大きい差があります。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」を選ぶための一つの重要な理由になるでしょう。

バルブ撮影機能について

シャッターを長時間開けることができる点でバルブ撮影に対応しているカメラは優れています。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も「ライカ D-LUX 7 (2018)」もバルブ撮影に対応しているカメラです。30秒以上シャッターを開けたい場合や、花火の尾の長さを調整できる点において「ライカ D-LUX 7 (2018)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も秀でているといえそうです。夜景や天体を綺麗に撮影するとき、どちらもおすすめです。