ライカSL2-S ボディ (2020) と ライカM10-R Typ 6376 ボディ のスペックをレビュー

RAW+JPEG同時記録機能について

RAWとJPEGを同時に記録できるカメラはJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気にいらない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成できるため、優れた部類に入るといえなくもありません。いざという時のバックアップとなるので、撮影ミスを防止したい時にお勧めと言えそうです。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も「ライカSL2-S ボディ (2020)」もRAWとJPEGを同時に記録できるカメラです。一度に2つのデータを保存できるので、バックアップとして利用できるためどちらも秀でていると思います。「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もJPEG撮影で得た画像の発色や階調が気に入らない場合に、RAWデータを操作して納得のいく画像を生成したいなら向いていると言えるでしょう。

タイムラプス撮影機能について

ゆっくりと動いている物や風景を撮影できるため、タイムラプス撮影ができるカメラは優秀といえそうです。写真をつなぎ合わせてコマ送り動画にしたいならおすすめと思います。

「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もタイムラプス撮影ができるカメラです。動きがあるものを撮影できるといった点で「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も秀でていると言えるかもしれません。どちらも天候の変化や満点の星空を撮影したいときにお勧めといえそうです。

ライブビュー撮影撮影について

ライブビュー撮影ができるカメラはモニターで撮影対象を確認できるといった点でよいかもしれません。ファインダーを使わずに液晶画面を見ながら撮影するときお勧めといえるかもしれません。

「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もライブビュー撮影ができるカメラです。そのため設定が画面に反映されるのでイメージ通りの仕上がりで撮影できるという点でどちらも良いと言えるかもしれません。「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もより綺麗にピントを合わせて撮影するような場合におすすめです。

1秒あたりの記録可能コマ数について

連射撮影時に決定的瞬間を確実に捉えることができるため、1秒あたりの記録可能コマ数が多いカメラは優秀です。例えばスポーツ撮影などの決定的瞬間を撮影したいときに向いていると言えるでしょう。

「ライカSL2-S ボディ (2020)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の1秒あたりの記録可能コマ数について比較すると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は4.5コマに対して「ライカSL2-S ボディ (2020)」は25コマです。20.5コマもの大きな差があります。「ライカSL2-S ボディ (2020)」のコマ数は「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と比較して非常に多いです。連射時により多くの写真を撮影することができるといった点で「ライカSL2-S ボディ (2020)」の方が「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」よりもすごく秀でていそうです。「ライカSL2-S ボディ (2020)」は「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」より被写体が早い動きの物を撮影する時にかなりお勧めです。

実際の利用を想定したとき「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」より「ライカSL2-S ボディ (2020)」の方が遥かに優れていると言えます。「ライカSL2-S ボディ (2020)」に決める上で主な理由の一つになります。

最長シャッタースピードについて

最長シャッタースピードが長いカメラは動きのある被写体を撮影できるという点で秀でてます。暗い場所の被写体でも肉眼以上の明るさで撮影する場合に適しているといえるかもしれません。

最長シャッタースピードを比較すると「ライカSL2-S ボディ (2020)」は60秒であるのに対して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は16分です。比較的違いは大きいです。「ライカSL2-S ボディ (2020)」より「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方が比較的長いシャッタースピードです。夜景の撮影ができる点において「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」の方がどちらかといえば良いと言えるでしょう。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「ライカSL2-S ボディ (2020)」より動きのある被写体に躍動感を与える流し撮りや暗い場所を明るく撮影したい人が使用する場合にどちらかといえば向いています。

実際の利用において「ライカSL2-S ボディ (2020)」と比較して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は多少よいです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」が良いかもしれませんが決定的に優れているとまでは言えないでしょう。

最低ISO感度について

最低ISO感度が低いカメラはノイズを最小限に抑えて撮影できる為優れているといえなくもないでしょう。画像ノイズの少ないきれいな写真を撮影したいときにお勧めです。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「ライカSL2-S ボディ (2020)」の最低ISO感度について比べると「ライカSL2-S ボディ (2020)」は100に対して「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は100です。「ライカSL2-S ボディ (2020)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は同じくらいです。感じられるほどの違いはゼロかと思われます。

他の角度から比較したほうがいいでしょう。

最高ISO感度について

より暗い場所でも綺麗に撮影できるため、高い最高ISO感度のカメラは優れているといえなくもありません。とくに暗い場所でも写真撮影が出来るので、撮影場所を限定せずに使用したいようなときにお勧めといえそうです。

最高ISO感度について比較すると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は50000であり「ライカSL2-S ボディ (2020)」は100000です。50000ものかなり大きい差があります。「ライカSL2-S ボディ (2020)」のISO感度は「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」よりとても高いです。高感度で撮影できる為「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」より「ライカSL2-S ボディ (2020)」の方が秀でていそうです。「ライカSL2-S ボディ (2020)」は「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」より暗い場所でも明るい影像を撮影する時に向いています。

実際の利用を考えると「ライカSL2-S ボディ (2020)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は体感上遥かに大きい差があります。

バルブ撮影機能について

バルブ撮影に対応しているカメラは夜景や花火を美しく撮影できる点において優秀と言えるでしょう。必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影するような場合にオススメだと思います。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も「ライカSL2-S ボディ (2020)」もバルブ撮影に対応しているカメラです。そのため夜景や天体の撮影ができるといった点でどちらも秀でていると言えるでしょう。「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も夜景や天体の撮影をするならお勧めです。

本体サイズについて

小さなスペースに収納できる点で本体サイズが小さいカメラは優れていると思います。持ち運び時の負担を軽減したいような時に向いています。

本体サイズを「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「ライカSL2-S ボディ (2020)」を比べると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は横:139mm、縦:80mm、厚さ:38.5mmであるのに対して「ライカSL2-S ボディ (2020)」は横:146mm、縦:107mm、厚さ:83mmです。「ライカSL2-S ボディ (2020)」のサイズと比べて「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は非常に小さいです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は場所を取りにくく収納できる点で「ライカSL2-S ボディ (2020)」よりも秀でた部類に入ると思います。持ち運びが用意なので携帯して外出したいときに「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は「ライカSL2-S ボディ (2020)」より向いています。

実際に使う場面において「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「ライカSL2-S ボディ (2020)」は実用上遥かに大きい差があります。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」を選ぶ一つの重要な判断材料となるでしょう。

タッチパネルについて

タッチパネルに対応しているカメラは直感的な操作ができるので、優れた部類に入ると思います。特にワンタッチで手軽に早くピント調整をするとき、お勧めだと思います。

「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もタッチパネルに対応しているカメラです。そのためどちらも液晶モニターにタッチすることでピントを合わせることに代表される、タッチによるカメラ操作を、直感的かつ簡単に実行できる点で良いです。タッチして画面を操作したい時にどちらも向いていると言えるかもしれません。

撮像素子サイズについて

色をより詳細に表現することができるので、大きい撮像素子サイズのカメラは優れた部類に入ると思います。暗いシーンでもノイズを低減でき、きれいに夜景や星空を撮影したい人が使用する時にオススメです。

撮像素子サイズを「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と「ライカSL2-S ボディ (2020)」を比較すると「ライカSL2-S ボディ (2020)」はフルサイズで「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」はフルサイズです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」のイメージセンサーは「ライカSL2-S ボディ (2020)」と同じくらいです。実用上の差はゼロでしょう。

ローパスフィルターレス対応について

ローパスフィルターをカットして撮影できるといった点でローパスフィルターレスとなっているカメラは秀でた部類に入るといえなくもありません。特に撮像素子が本来持っている解像度を発揮するような時、お勧めです。

「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も「ライカSL2-S ボディ (2020)」もローパスフィルターレスとなっているカメラです。解像度の高い画像を撮影できるため「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」も優れているでしょう。どちらも撮像素子が本来持つ解像度を生かして撮影したい時に向いています。

画面サイズについて

画面サイズが大きいカメラは撮影対象をより鮮明に確認できるという点で優れていると言えるでしょう。とくに多くの情報を取得しながら撮影したい時に向いていると言えるでしょう。

画面サイズについて「ライカSL2-S ボディ (2020)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」を比較すると「ライカSL2-S ボディ (2020)」は3.2インチで「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は3インチです。「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と比べて「ライカSL2-S ボディ (2020)」は非常に画面が大きいです。大きな画面で映像を確認できるため「ライカSL2-S ボディ (2020)」の方がすごく良いかもしれません。「ライカSL2-S ボディ (2020)」は「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」よりより大きな画面で操作したいような時にとてもお勧めだと思います。

実際に利用する上で「ライカSL2-S ボディ (2020)」は「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」と比較して非常に秀でているでしょう。

Wi-Fiについて

Wi-Fiに対応しているカメラは配線不要のためどこでも設置できる点で優れています。無線でネットに接続する時、おすすめといえそうです。

「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もWi-Fiに対応しているカメラです。そのため写真や動画を簡単にスマホやPCに転送できるという点でどちらも優れています。「ライカSL2-S ボディ (2020)」も「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」もケーブルを使わずに撮影データをワイヤレス転送をしたいような時にお勧めと思います。

ファインダーの倍率について

ビント合わせが楽にできるという点で高いファインダーの倍率のカメラはよいといえなくもありません。たとえばピントの確認を正確にしたい時にオススメだと思います。

「ライカSL2-S ボディ (2020)」と「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」のファインダーの倍率について比べると「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」は0.73倍であり「ライカSL2-S ボディ (2020)」は0.78倍です。「ライカSL2-S ボディ (2020)」の方が「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」よりもややファインダー倍率が高いです。「ライカSL2-S ボディ (2020)」は高画質な写真を撮影できる点において「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」よりもどちらかといえば秀でた部類に入るかもしれません。遠くの物をズームした際の表示を確認する場合「ライカSL2-S ボディ (2020)」は「ライカM10-R Typ 6376 ボディ」より比較的オススメです。

「ライカSL2-S ボディ (2020)」が良いと思われます。ただ非常に優れているとまでは言えないでしょう。