OSMO POCKET OSPKJP と DJI OSMO (2015) の性能比較

最小F値について

小さい最小F値のカメラは大きくボヤケた写真を撮影できるという点で優れていそうです。ピントが合っている被写体以外をぼやけさせる事で、被写体を強調でき、明るい撮影をしたいときに適しています。

「DJI OSMO (2015)」と「OSMO POCKET OSPKJP」の最小F値を比較すると「OSMO POCKET OSPKJP」はf/2であるのに対して「DJI OSMO (2015)」はf/2.8です。「DJI OSMO (2015)」と「OSMO POCKET OSPKJP」は非常に差があります。「OSMO POCKET OSPKJP」は「DJI OSMO (2015)」に比べてとても小さいF値です。背景をぼやかしたりできるので「OSMO POCKET OSPKJP」の方が大変優秀といえるかもしれません。「OSMO POCKET OSPKJP」は「DJI OSMO (2015)」より背景などをボケさせて撮影するのに向いています。

実際に使うことを想定したとき「DJI OSMO (2015)」と「OSMO POCKET OSPKJP」の体感値としての違いは遥かに大きいです。「OSMO POCKET OSPKJP」に決める一つの主な理由になると思います。

総画素数について

綺麗な写真を撮ることができるため、総画素数が多いカメラは優れた部類に入るでしょう。よりきれいに撮影するならおすすめです。

「OSMO POCKET OSPKJP」と「DJI OSMO (2015)」の総画素数を比べると「DJI OSMO (2015)」は1240万画素であり「OSMO POCKET OSPKJP」は1200万画素です。「DJI OSMO (2015)」は「OSMO POCKET OSPKJP」に比べてどちらかといえば画素数が多いです。高精細な写真を撮影できる為「DJI OSMO (2015)」の方がわずかに良いといえなくもありません。花の雄しべや雌しべを撮影するとき体感上の違いはほとんど無いでしょう。

数値的には「OSMO POCKET OSPKJP」より「DJI OSMO (2015)」の方が多いですが、通常利用において体感差はほとんど感じないでしょう。

撮像素子サイズについて

撮像素子サイズが大きいカメラは色を詳細に表現して高画質な画像、映像を撮影できる点で良いといえるかもしれません。より綺麗な撮影をする時向いています。

「OSMO POCKET OSPKJP」と「DJI OSMO (2015)」の撮像素子サイズについて比べると「OSMO POCKET OSPKJP」は1/2.3型に対して「DJI OSMO (2015)」は1/2.3型です。「DJI OSMO (2015)」のイメージセンサーは「OSMO POCKET OSPKJP」とほぼ同程度です。体感上の差はありません。

4Kについて

4Kに対応しているカメラは撮りたいものを高画質で撮影できるという点で優秀な部類に入ると思います。4K画質で撮影するときにお勧めです。

「OSMO POCKET OSPKJP」も「DJI OSMO (2015)」も4Kに対応しているカメラです。高画質な画像を撮影できるといった点でどちらも良いです。大きい画面でも美しい画質で見ることができる撮影をする時「OSMO POCKET OSPKJP」も「DJI OSMO (2015)」も適しているといえるかもしれません。

静止画解像度について

静止画解像度が高いカメラは高画質な画像を撮影できるので優れています。自然の風景などを高精細に撮影したいような場合に向いています。

静止画解像度を比べると「DJI OSMO (2015)」は4000x3000であり「OSMO POCKET OSPKJP」は4000x3000です。「DJI OSMO (2015)」と「OSMO POCKET OSPKJP」は同じくらいです。体感上の違いは無いかと思います。

ほかの観点から決めることをおすすめします。

動画解像度について

鮮明な動画が撮影できる為、高い動画解像度のカメラは優れているかと思います。例えば高精細高画質の動画を撮影したいような場合にオススメです。

動画解像度を「DJI OSMO (2015)」と「OSMO POCKET OSPKJP」を比較すると「OSMO POCKET OSPKJP」は3840x2160であるのに対して「DJI OSMO (2015)」は4096x2160です。わずかな差しかありません。「OSMO POCKET OSPKJP」の解像度と比べて「DJI OSMO (2015)」はどちらかといえば高いです。よりリアルで鮮明な画像を映し出すことができるので「DJI OSMO (2015)」の方が「OSMO POCKET OSPKJP」よりもどちらかといえば良いと思います。しかしながら大画面に投影した時でも高画質な映像を撮影する場合、基本的にどちらを選ぶことになっても大したことはないくらいの差だと思われます。

あえて選択するなら「OSMO POCKET OSPKJP」より「DJI OSMO (2015)」を選ぶ方がいいですが、通常の利用において体感できるほどの差はほぼないでしょう。

マイク対応について

マイクに対応しているカメラはマイクを接続することで音がこもったり雑音が入ることを防ぐことができるため、優れていると言えそうです。野鳥を撮影する時、マイクを接続して、囀りなどを記録するのに向いています。

「OSMO POCKET OSPKJP」も「DJI OSMO (2015)」もマイクに対応しているカメラです。カメラへの音声の録音などができる為「OSMO POCKET OSPKJP」も「DJI OSMO (2015)」も優れた部類に入ると思います。音声も一緒に記録するような時にどちらも適しているといえそうです。

マイク搭載について

クリアな音声を伝えることができる点で内蔵マイクを搭載しているカメラは優れているといえなくもないでしょう。映像とともに音声を目立たずに入力する場合にオススメだと思います。

「DJI OSMO (2015)」も「OSMO POCKET OSPKJP」も内蔵マイクを搭載しているカメラです。Vlogなどの撮影ができるのでどちらも良いといえるかもしれません。どちらも外部マイクを用意せずに使用したいような時におすすめと言えるかもしれません。

手ブレ補正機能について

手ブレを抑えて綺麗に撮影できる点において手ブレ補正機構を搭載しているカメラは優れた部類に入るでしょう。撮影するときのわずかなカメラの動き（手の揺れ）を補正して、鮮明に撮影するような時におすすめといえそうです。

「OSMO POCKET OSPKJP」も「DJI OSMO (2015)」も手ブレ補正機構を搭載しているカメラです。そのためどちらも手ブレを防止して被写体を綺麗に撮影できる点で良いといえそうです。どちらも手ぶれによる映像の乱れを軽減するなら適しています。